昨今は邦楽のトップアーティストたちが軒並み深夜アニメのテレビシリーズ主題歌を手掛けている。米津玄師、Official髭男dism、YOASOBIなどなど…昔はアニメ主題歌担当とか一流半扱いだったんだぜ…いつの時代の話だよ?
で。宇多田ヒカルも遂に『PINK BLOOD』を「不滅のあなたへ」に提供する事でテレビシリーズ初挑戦を遂げたのだけど、そこまで話題にはならなかったよね。偏に、漫画原作が読む人を選ぶ非常に癖の強い作品だったからではあるんだけれども。(まぁ、アニメ映画であればエヴァという超強力コンテンツにガッツリ関わった実積はあるのだけどね宇多田ヒカルは)
しかし、多分これっきりでは終わらないよね。ヒカルがまたテレビシリーズに参画するのはほぼ間違いないかと思われる。では、一体どの作品に主題歌を提供する可能性が高いか。恐らく同じ事を思った人も多いかと思うが、この2月に制作発表になった手塚治虫原々作・浦沢直樹原作の「PLUTO」はひとつの候補となるだろう。
浦沢直樹と宇多田ヒカルの相性の良さは「Invitation」2006年5月号での対談企画で証明済みだ。更に、ヒカルは手塚作品で声優を務めたこともある!(多くは語らないが) これはもう御縁があると言っていいのではないか。特に、この「PLUTO」アニメ化のニュースでトレント入りした「ノース2号」のエピソードに関してはヒカルも乗り気極まりないだろう。
となると主題歌を…と思ったが、もしかしたら挿入歌とか、そこらへんの方がいいのかもしれない。『Flavor Of Life』だって「花より男子2」で名を馳せたがあのドラマの主題歌は嵐の「Love So Sweet」だったんだよ。別に主題歌にこだわることはない。
かといって、ノース2号関連のインスト曲の作曲依頼を受けるとかになるかというとなんかそれもなーとも思ったりも。ちょっと感情としては複雑なんだけど、何らかの形で「PLUTO」に関わってくれたら嬉しいなと思ったのでありましたとさ。またNetflix独占ってのも引っ掛かるけどね。ってそもそもまだ主題歌決まってないよね!?(不安になった私)