無意識日記々

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高音質/ハイレゾ/銀幕/IMAXの順で今回は。

ふぅ。自分の場合、「宇多田ヒカルの新曲を不安と期待に胸膨らませて待ち望む」のを始めたのは1999年11月発売の4thシングル『Addicted To You』以来だから24年近く、述べ20曲以上に及ぶのだが(曲数を数えてみようと思ったんだけどアルバム先行解禁の『プレイ・ポール』とかはどうカウントすんべ?とか悩ましいのでやや曖昧なままに)、それでも慣れないというか、未だに期待度が凄い。なんだか毎回明日が初デートみたいな気分。

実際、作ってるヒカルさん自身が毎回曲作りの度に命を与えているようなもので、子育てに近いからこそ自分から巣立っていけばもう聴かないんだろうね。私が出来ることは総てやったからあとは貴方の力で生きなさい、っていう。毎回曲作りとは転生であり再生であるから、歌詞のテーマも転生や再生が目につく。

恐らく今回も、まだワンコーラスしか詳らかになってはいないが、どこかにワンフレーズ転生や再生を思わせる歌詞が出てくるかと思われる。それ以前にタイトルの『~また逢う日まで~』の部分からして「いつか生まれ変わったら」に読み替え可能なんだしな。

ここ前日に到るまで、はてさてタイアップ相手の「キングダム」シリーズの原作をチェックすべきかどうかと逡巡し、結局別に知る必要は無さそうだということでかの漫画の情報は入れずに来ている私め。結局、宇多田ヒカルの新曲にいちばん関心があるのだ(わかりきったことかもしれませんが)。キングダム・シリーズ前2作は間違いなく素晴らしい出来で、きっと今や数少ないアニメと遜色ないクォリティの実写邦画のうちのひとつなのだろうが、宇多田ヒカルは唯一無二過ぎる。較べようがない。

なのでこのあと、明日の映画封切りを待たずに日付を跨ぐと同時に新曲をチェックする事になるかと思う。今回は徐々に音を大きくしていく予定なんですよ。まず普通の音源をダウンロードして聴く。そして次にハイレゾ音源で聴いてみる。更に明日夜に通常の銀幕の大音量でエンディング・テーマ曲として堪能し、そしてタイミングが合えば最後はIMAXで鑑賞しようかなと。なので「もう一度観たい」と思える映画になってる事を祈っている。「エンドロールが始まる頃に初めて席に着こうか」とかも考えたけど、途中入場制限とかもあるかもしれないから一応最初から居よう…(何言ってんだか)。

24年間新曲を毎回不安と期待を胸に待ってきたとは言ったが、今や不安の要素は殆ど無い。間違いなくキングダム・ファンの多くが主題歌を絶賛してくれるだろうし(もう言っておこう、褒めてくれてどうもありがとうございますこちらとしても嬉しいです)、ワンコーラスで既に満足している当方としては楽曲全体の出来に不安の抱きようも無い。たとえ途中からデスメタルになってても…いやそれ俺の場合テンション上がるヤツやんけ(笑)。兎に角、24年前との違いはその年月で積み上げてきた信頼感の分厚さってことだわね。

もしそれでも不安を語るなら、今回のレコーディングでは滞りなく声は出ていたのだろうかというメンタル&フィジカルな心配だろうか。その懸念は確かに常にある。『Beautiful World (Da Capo Version)』の少年声は本人随分不安だったようだし、『Hikaru Utada Live Sessions from Air Studios 2022』では筆談に頼るほど声が出なくなっていた。そういうトラブルに対する不安ならいつもある。ただ、勿論ワンコーラスで聴けるとおりその絶品の歌唱力は健在なので、結果はオーライなのだろう。

ふぅ。こんな感じで、息を整えて、解禁を待つとします。停電とか地震とかにも気を配りつつ、ね。あーいい歌だ。ホントにいい歌だわ。