無意識日記々

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昭和生まれにとってVR技術はSFなのよ

『SCIENCE FICTION』という名を冠してツアーを行うとなれば、それなりに近未来的な企画が並行すると期待されてしまうよね。こんなところでもハードルは上がる。つくづく茨の道を行く気だな25周年は。

パッと思いつくのは、コンサート中継のバーチャル化だ。今までのステレオ音声平面画面から、立体音響×VRをしかもライブストリームで、というのがどうしたって期待される。

一部は既に『40代はいろいろ♫』で実践されている。SONYの最先端技術、360RA Liveで生中継されちゃいましたね。あれを今度はフルサイズのコンサートでやろうとする、のかな。

前回は狭いスタジオで4台(だっけ?)のカメラでの撮影ということで、そこまでの規模ではなかったが、流石にアリーナ公演をとなるとかなり更に大変になるだろうことは素人でも想像できる。

更にここに、3DVRまで掛け合わせることができるのか?という話をまぁ7年以上ここで繰り返してきてる訳だけど、流石にそれはまだ時期尚早かな。

360RA Liveと3DVR、どちらか片方しか取れないとなれば自分は即座に360RAの方を取りたい。シンプルなバンドサウンドだった『40代はいろいろ♫』と異なり、フルサイズのコンサートとなるとそこにストリングスや二人目三人目の鍵盤奏者、場合によってはホーンセクション、望みは薄いがバックコーラス隊など、かなりの大所帯になることが予想される。そうなってくると360RAの明確な定位はかなりの威力を発揮するだろう。これは実に楽しみになる。

だが、所謂一般ニュースに載せるにあたって関心を引けるのは圧倒的にVRの方なのだ。もうこれは仕方がない。そこはそうそう覆らない。なので、ツアーの話題性や成功を願うなら、現実的にはVR推しが正解になるわな。

VRといえば2018年の『Laughter in the Dark Tour 2018』の時点で既にプレステから横浜アリーナ収録の『光』&『誓い』が配信された為コンサート会場でどんな風になるかは想像のつく人も多いだろう。当時店頭デモもやっていた。あれが観客を入れた状態で、となると非常に見栄えがいいわね。

VRの為にどんなガジェットを使ってくるかはまだわからないが、そういった企業とのタイアップや業務提携も視野に入るわよね。どれくらいの規模や精度でその『SCIENCE FICTION』ぶりを見せてくれるのか、勿論まだそういった技術の導入が決まっている訳ではないけれど、どうしてもこうやって妄想が膨らんじゃうのよね。どうか、名前負けしませんように。(とても勝手な祈願です)