無意識日記々

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360RA"Live"の意義

そして今週末はやっと関東にSONYストア行脚が巡ってくるぜ。何がやっとだ全国の殆どの地域は回っても来んわ感謝しやがれという脳内音声が聞こえてきてうへぇすみませんとなっているけどともあれ今のところ福岡札幌とも好評のようで何より。ってTwitter検索しただけだけどね。

オーディオ体験としてはかなりのもののようで、特に人数を絞って枠を分散させたことでサウンドの良さが伝わりやすくなっているとすれば斯様な企画を重ねる事でノウハウとアイデアが蓄積されよりサービスが向上していることが窺えてにんまりしたくなる。ふむ、あたしは土曜日に予約を取っているのだけどますます楽しみだわ。

そもそも普段観ているステレオ音声の映像だってカメラのスイッチング毎に音の定位が変わるわけではないので360RAにもそれを求めるのは酷な事だ。というか時期尚早だね。まぁ普段はそれをわかって敢えて言ってるしこれからも言うんだけども。

ただ実際、これは慣れの問題でもあって。今ステレオ音声はカメラ毎に定位を変える訳ではないとは言ったが、中には変えてくる映像も存在はする。それを視聴した場合、音がせわしなく方々に移動して落ち着いて聴いていられなかったりする。カメラが激しく切り替わるのには慣れていても、音が激しく切り替わるのには慣れていない、ってのが2チャンネルステレオ音声映像に対する標準的な?認識かと思う。

もしそれを360Rに対してやったらますます落ち着かなさが増大して不興を買うのが現時点、といったところか。やはり3DVRとの組み合わせ、即ち自分の目線に合わせて今目の前にバンドがいるかのようにみせる方が360RA向きの視覚体験にはなるだろう。で、もしそれが商品化された場合、果たして、任意に可動な視覚体験がプロの編集した映像よりもクォリティが高いかというと疑問だ、なんて議論も今まではしてきた。

が、そこを突破するのが今回世界初採用となった「360RA Live」機能なのだろう。バーチャル・リアリティ音声の生中継配信。野心的な企画過ぎて接続不良で失敗するという「まず足元見ようね」案件になってしまったのは残念だったが、「今まさにヒカルが居る場所に自分も立っている」という“大いなる錯覚”は、編集された映像がもたらす高揚感を上回ってくるだろう。そこがデカい。

万が一に、だが、仮にその技術が採用された生配信を次のツアーに企画している為に全国ツアーの告知…というか予定が遅れてるのだとしたら、発表された暁には評価が大どんでん返しになるだろうね。いやまぁ、万が一だけどね。

そういえばヒカルさん、吉高由里子に「今年の夏は日本に帰るから」って言ってなかったっけか…。単にこどもが夏休みだから遊びに来るのかそれとも仕事の予定が入っているからなのか。昨年の夏はサプライズ続きで右往左往させられていたけれど、果たして今年の夏は静かになるのかどうかしらね…。