さてさて、年末年始はわたくし余りネットに繋がらなかったので大晦日のCNNは「後でオンデマンドで観りゃいいか～」と高を括っていたのですが、いざスカパー！オンデマンドにアクセスしてみたらニューイヤーズ・ライブの配信が見当たらない！ うへぇこりゃ困ったな…となったんだけど文字記事でもないかなと戯れにcnn.comでutada検索したら普通にインタビュー動画が置いてありましたとさ。ぎゃふん。
“Hikaru Utada prepares for 2024
Jan 01, 2024”
てことで、私のツイートを見てSPOOX（旧スカパー！オンデマンド）に課金した方々、大変申し訳ございませんでしたぁぁぁっ！m(_ _;)m 私も被弾してしまいました…。（自滅ですね～）
ききき気を取り直してっ。では早速その動画を観てみますと。３分余りの映像のうちヒカルが直接喋ってるのは合計でも１分弱程度で、あとは20年前から聞いてる海外テンプレの自己紹介。正直新しい中身は皆無なのだが、こうやって元気に喋ってくれてる姿が新年早々（ナマの人は昨年の締め括りとして）観れたというのは、何とも僥倖であった。
…のだけど、ひとつ気になる点が。喋るときの唇の歪みがいつもより大きい？ 左頬側。
いやね、普段から確かに少し左頬側に笑みが強いのよヒカル。それに、大前提として、ヒカルの表情筋は昔から人よりずっと頻繁にダイナミックに変化する。制作時は兎に角怒りっぱなしなので吊り目がちなキツネ顔に寄り、プロモーションが始まると人々に笑顔を振り撒く為垂れ目がちなタヌキ顔に寄る。まぁそれも昔の話で、特にこどもが生まれてからは（OLKMVでみられるように）優しい表情をすることが多くなったのだろうか、かなり表情筋が安定しているように見えてたんだけど、はてさて今回はいつもより些か歪みが激しいような？
よく言われるのが、感情を司る右脳の影響が出る左頬が率直な感情を表す“自然な表情”で、理性を司る左脳の影響が出る右頬は外向けに“作られた表情”なのだというヤツね。それに倣えば、今回の年末ヒカルは平静を装いつつ本音としては少し緊張してるというか、やや皮肉げな笑みを浮かべた、幾らか裏腹な感情でインタビューを受けていたのかな？となるところ。
（※ 一応参考記事として↓これを挙げとくけど、全く読まなくていいからね！）
https://psych.or.jp/publication/world089/pw04/
なんだけど、どうだかねぇ？ 右脳左脳の影響はそんな単純なものかどうか議論の分かれる所だし、今回のインタビューアさん、前からヒカルを聴いてたってことでナマでインタビューできることを喜んでいた風だったし、そこまで緊張する要素あったかなぁ？というのが私の正直な感想で。なので、どちらかというと今回の表情筋の歪みは、インタビューとは無関係な、何か違ったファクターに起因してるように思われてな。
もっとシンプルに、「唇が捩れてる人は嘘吐き」なんて俗説もあったりするけれど、ヒカルの場合は嘘を吐いているというよりは、なかなか本音をぶちまけられる機会がなくてストレスが溜まっている状態だったりするのかなとか、そんな風に推察したりして。
いちばん平和な解釈は、『SCIENCE FICTION』についてヒカル自身物凄く自信があり、あの企画やこのプランについてさっさとみんなに伝えたい！だけど解禁日まで待たなくちゃいけないからもどかしい！みたいな状態が長く続いてる─てなことになってるってのが、結構望ましい落とし所で、もしそうなら1/19を過ぎれば表情筋が元に戻っていく過程が期待できるかなと。そうではなく、例えば『UTADA UNITED 2006』の時のように、関わる人同士の軋轢があったりしたら、うむ、これはかなりシリアスな展開になってしまうかな？ そうではないことを願うばかりなのですが。
繰り返しになるけれど、ヒカルの表情筋は普通より非常に短期間でダイナミックに変化するので、もっと言えば声帯も含めた筋肉全体の変化のスピードが尋常ではないので歌唱の実践回数に対して歌唱技術の成長が人より極端に早かったりするのだ（と私は勝手に思ってる）けど、だからこそそういう事について我々が普段の常識に基づいて一喜一憂するのは的外れになりかねないし、なのでここはあまり深刻に捉えすぎず推移を見守る感じで行くのがいいかな、なんて風に思います。
…こんだけ長々と書いたお前が言うんかなんだけどね！ やれやれ、新年投稿初日から暴走しちゃったやい。いろいろと、ごめんね。
