ベスト盤のトラックリスト、何度でも引用してやるぜ。
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全26曲収録(曲順未定)
何色でもない花
新曲(タイトル未定)
Addicted To You (Re-Recording)
traveling (Re-Recording)
光 (Re-Recording)
Automatic (2024 Mix)
Beautiful World (2024 Mix)
Can You Keep A Secret? (2024 Mix)
COLORS (2024 Mix)
First Love (2022 Mix)
Flavor Of Life -Ballad Version- (2024 Mix)
Goodbye Happiness (2024 Mix)
Letters (2024 Mix)
Prisoner Of Love (2024 Mix)
SAKURAドロップス (2024 Mix)
あなた
君に夢中
Gold ~また逢う日まで~
Time
二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎
初恋
BADモード
道
One Last Kiss
[Bonus Track]
Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り- (Sci-Fi Edit)
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まだ中身を全然吟味していなかった。まずはオリジナルアルバムの出典を。
2曲が『First Love』から
2曲が『Distance』から
4曲が『DEEP RIVER』から
1曲が『ULTRA BLUE』から
3曲が『HEART STATION』から
1曲が『Single Collection Vol.2 Disc2』から
3曲が『Fantôme』から
2曲が『初恋』から
5曲が『BADモード』から
それぞれ選曲されていて、これに
『Gold 〜また逢う日まで〜』
『何色でもない花』
新曲
の3曲が加わって、合計26曲か。この凸凹ぶりをみるに、各アルバムから均等にという意識はさほど働かず、純粋に曲単位で選んでいった感じだろうか。「各アルバムから必ず1曲以上選ぶ」程度の縛りはあったかもしれないが、その縛りがあろうがなかろうが『COLORS』は外さないか…。
そして、基本的にどの曲も
① CDシングルがリリースされた
② PV/MVが作られた
③ アルバムリリースに先行して配信された
のいずれかを満たす、謂わば「シングル曲扱い」のものばかりだ。って、ビデオ作られてないの『道』と『Letters』だけじゃん(『Beautiful World』は難しいとこだけど)。『何色でもない花』と新曲の2曲は未定なので保留として、逆にビデオもないのに選ばれた『道』と『Letters』が凄いと言った方がいいか。ともかく、「純粋なアルバム曲」は選ばれなかったのよね。
ほいでほいで。寝た子を起こすようだが、今のうちに「収録されなかった楽曲」について触れておきたい。悔しいけれどUTADA名義のものと宇多田ヒカル名義でも純粋なアルバム曲は除外で。つまり、①②③に該当してるのにも拘らず収録されなかった曲たちについて、ね。
①’ CDシングルがリリースされたのに収録されなかった曲たち
『Wait & See 〜リスク〜』
『For You』
『タイム・リミット』
『Be My Last』
『Passion』
『ぼくはくま』
『Kiss & Cry』
『Stay Gold』
『Face My Fears (Japanese Version)』
の計16曲。結構あるな! 確かに、これ全部収録してたら3枚組になっちゃうわね。シンコレ3枚分相当なんだから当然なんだけど。
なお、『Flavor Of Life』については誤解があるかもしれない。CDシングル『Flavor Of Life』の商品名は『Flavor Of Life』で、その1曲目は『Flavor Of Life』だ。『Flavor Of Life - Ballad Version -』はCDシングルの2曲目に収録されている。また、この商品は、例えば『For You/タイム・リミット』や『SAKURAドロップス/Letters』のような両A面シングルを謳っていない。つまり『Flavor Of Life - Ballad Version -』はカップリング曲でしかなく、CDシングル曲とはいえない。なので実は同曲は①該当曲ではなく②該当曲だったりする。世にも珍しい、「ビデオが制作されたカップリング曲」なのだ。本来のシングル曲である『Flavor Of Life』は、『SCIENCE FICTION』に収録されていない。
…って、どうでもいい話をくどくどしてしまった。次に行こう。
②’ 上記①’以外で、PV/MVが作られたのに収録されなかった曲たち
『Fight The Blues』
『桜流し』
『真夏の通り雨』
『Forevermore』
『忘却』
ここは個性的な楽曲が並ぶねぇ。『Fight The Blues』はアルバム発売直前に携帯向けショートムービーが配信されたんだけど皆忘れてるかも。
③’ 上記の①’②’以外で、先行配信されたのに収録されなかった曲たち
『This Is Love』
『Hymne à l'amour 〜愛のアンセム』
『Show Me Love (Not A Dream)』
『大空で抱きしめて』
『Play A Love Song』
『誰にも言わない』
『PINK BLOOD』
普通オリジナルアルバムの1曲目ってその作品の「顔」で、そこにいちばんアピールの強い曲をもってくるもんだけど、『SCIENCE FICTION』に収録されるのは8作中『Automatic』『SAKURAドロップス』『道』『BADモード』の4曲。半分だけなのね。既述通り『Wait & See 〜リスク〜』も『Fight The Blues』も、そしてご覧の通り『This Is Love』も『Play A Love Song』も外されたのだ。確かにヒカルのアルバムに中弛みとかないもんね。1曲目だけ突出していいとかなく、全編素晴らしいからこうなるんだろうな。(…『嵐の女神』は、”1曲目”なのかなぁ…?)
他にも『Eternally』『Beautiful World』『光』『Too Proud』のリミックスとか『Fly Me To The Moon (…In Other Words)』のアナログEPとかいろいろあるけど、こうして眺めてみてわかったのは、
よく26曲に絞ったな!
ということ。これ、何の基準もなく取捨選択するのホント大変だわ…選曲に関わった方(々)、どちら様か存じ上げませんが、本当にお疲れ様でございました…。選ばれた26曲を、存分に堪能させてうただく所存でございますm(_ _)m