無意識日記々

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サントラ盤に無事ピアノスタイルバージョン収録


今日は正午から全国ツアー『SCIENCE FICTION』のチケット抽選申込応募受付が開始される。私はというと


「期間中、申込内容の変更・取消が何度でも可能か?」


の一点のみ確認したら初日は終了。一ヶ月あるからね、のんびり検討しますよ。



さて本日はドラマ「君が心をくれたから」第4回の放送だけど、同番組のサントラについて一昨日公式からこんな呟きがあった。


「ドラマ第3話で使用された

「何色でもない花 Piano Style Ver.」も収録されるとのこと。ぜひチェックしてみてください。」

https://x.com/hikki_staff/status/1751060221861212498?s=46


おーきたきた。無事にサントラに『何色でもない花』のインストが収録されるようだ。名称は「Piano Style Ver.」か。


今の所トレイラーで聴ける『何色でもない花』のバックトラックはピアノの音色が主体なのだが、その音色が妙に独特で、手で弾いてはいそうなものの恐らくシンセサイザー(21世紀にこの単語使うと最早アナクロ感が凄いね)の鍵盤楽器なのだろうかな。アップライトやグランドピアノのの音色ではない気がするので、そういった正統的なピアノで録音されてそうな「Piano Style Ver.」とは是非音色の聴き比べをしてみたいところ。


「君が心をくれたから」のBGMはテーマメロディがハッキリしていて私好みなのでサントラ全体にも期待をしている。そしてこれまた恐らく、サントラ全体が主題歌たる『何色でもない花』を念頭に置いた音作りなのかどうかも気になるところだ。


もし仮に、サントラが主題歌を聴いた上で作られているとすると、そのサウンド作り、特に楽器の選び方に関しては共通するものがあるかなと思われる。裏を返せは、現行ドラマ内で鳴っている楽器は『何色でもない花』のフルコーラスのどこかで使われているんじゃなかろうか。


そのつもりで耳を傾けてみると、聞こえてくるのはまず一も二もなくピアノでこれはもう既にトレイラー部分でフィーチャーされているので確定だ。次に耳に残るのは室内管弦楽弦楽四重奏プラス木管楽器あたりか。弦楽隊は宇多田ヒカルの場合ツアーに12人規模(…何人だっけ?(汗))を連れ回しているくらいなので今や常連の楽器隊だ。なので今回注目したいのは管楽器、オーボエクラリネットの方だか。


宇多田ヒカルで管楽器といえば金管楽器、『荒野の狼』で聴ける華やかな喇叭隊なんかも思い浮かぶが今回は木管楽器の模様。過去の楽曲でいうとこちらは真っ先に『WINGS』のフルートが思い浮かぶ。あれもまた、ピアノによるイントロダクションが印象的な楽曲だった。『何色でもない花』が『WINGS』を彷彿とさせる曲調になるなら同曲大好き人間としては素直に嬉しい。


『Making Love』で


『私を慈しむように

  遠い過去の夏の日の

  ピアノがまだ鳴ってるのに

  もう起きなきゃ』


と歌ってるのを聴いて、「ヒカルにとってピアノという楽器は記憶に根差したものなのだな」と感じたけれど、今回の『何色でもない花』もそのピアノを中心として豊かな楽想を奏でてくれているに違いない。願わくばそのピアノの調べが皆さんの将来の「遠い過去の夏の日の思い出」と、なっていますように。