無意識日記々

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"When The Wild Wind Blows" (2010)

今日の、ではなく、今年度のベストチューン。あと4ヶ月以上あるけど確定。イントロが流れだしただけで両手を広げて神に感謝した。一度も聴いたことがなかったのに「知っていた」このメロディ。人の心のいちばんの奥底からメロディを拾いあげてくるこの感覚。こんな曲が書けたら死んでもいい、というレベルの曲を、どのアルバムにも書いて入れてくるスティーヴ・ハリスはもう何なのですか。神ですか。神以上ですね。Living Greater God。ただ、曲構成はどうもいまいち踏み込みきれてない。もっと長くてもよかったのではないか20分くらい。前作の神曲“For The Greater Good Of God”もそうだったが、何か遠慮があるのだろうか。まだバンドが解散しないっていう意味かもしれない。本当の最高傑作にはまだまだ到達しないよというわけですか。それならまだまだ付き合いましょう。もういつ引退・解散してもおかしくない年齢に差し掛かりつつあるのに、まだこんなに瑞々しい、コドモのコドモのココロに訴えかけてくる素朴な、そして途轍もなく美しいメロディが書ける。素晴らしい。1957年生まれだっけ。53歳。頑張るなー。俺も頑張るぞー。あ、あとこの曲はブレイズが歌った方がよかったな。ブルースはもうちょっと違ったアプローチをしないとフィットしないわ。