無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

Give Me A Reason To Be Happy

Give Me A Reasonの話が出たのでひとつ寄り道をしていこう。この曲は、幸せになろうと並べて聴くと面白い。

『やっと見つけた答は姿を変え
 私を惑わす Hey
 くやしいほど遠くから からかわれてるみたい』
『その続きを知りたくて
 賢者を訪ねた
 すると彼は言いました
「教えない」』

どうやら光にとって真理や真実、或いはそれを知る者というのは、彼女をからかっている、或いは試していると感じているようだ。

『ひとりだけの誓い ギュッとささやいて眠る』
『忘れそうになるその都度に
 また交わしたい静かな誓い』

ひとりだけの誓いだったのがひとと交わすものになっている。

『明日をみつめようとしないで』
『明日は今日よりも…』

この『…』の先がどうなっているのかが気に掛かる。

『振り返りながら来た道』
『もう立ち止まることを恐れないよ』
『寄り道もしたけど…』

曲が切り替わっている事を危うく見過ごす所だ。

『ほんとはワケなんていらない』
『言い訳は無用』

色々考えた挙げ句、大体同じ結論に達する。

なかなかの符合をみせている2曲、もっと言ってしまうと光の楽曲群には共通したテーマが一貫して流れていて、それがこの2曲を取り上げた時にも顕現した、という言い方もできる。作詞の間隔は3年といった所だが、その間に何が変化して何が不変であったか、今から考えてみるのも興味深いかもしれないよ。