無意識日記々

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井の中のCowards?

おぉ、イチローヤンキースに移籍するのか。昨年と今年の成績を鑑みれば仕方がないが、これで事態がどちらに転ぶか推移を見守りたいところ。

一昔前に較べ「年齢なんてただの数字」という言葉は説得力を増している。イチローの場合も恐らく40代でもプレイし続けるだろうと予想していただけにこの2年の不振は意外だった。ただ、昨年のプレイを実際に見ていた選手たちからは「衰えた様子はない。運が悪かっただけ」という評価だったらしいので、環境の変化がまた起爆剤になるかもしれないし、常勝期待軍団に放り込まれて余計に疲弊して選手寿命を縮めるかもしれない。また、まだ時期が時期なだけに三角トレード等、ヤンキースでプレイしないかもしれない。まぁ、実際にグラウンドに立てるまでは様子見だ。

彼の選手人生を見ると、あれだけの活躍をみせながらなかなか優勝争いに絡めないというか、田舎で孤高の人やってるイメージが拭えなかった。鶏口牛後の哲学なのかたまたまそうなったのか。人生はわからないものである。

毎度言及しているように、UtaDAの1stが殆どプロモーションされずに終わったり、2ndが途中リタイアだったりとなかなか英語圏では波に乗れないというかもどかしい状況が続いてきた光だが、あとから振り返れば逆にそれが歌手生命を延ばしたという解釈が出来そうな予感がプンプンする。

日本での活動はそれなりに順調、というのはある意味鶏口牛後な状態にあるともいえるだろうか。才能からすれば、外から見た時そのような感想になっても仕方がない。つまり、これだけの才能を「井の中の蛙」に押し込めておくのもどうかと。

リリース自体は今や電子配信があるのだから国を問わない。問題はライブだろう。アイアン・メイデンはこの30余年で58ヶ国をツアーして廻ったらしい。その気になれば、それだけ演奏しに行ける国と地域があるという事だ。それだけの世界をまわって見れる、というのもまた得難い経験になるだろう。人間活動という意味ではそれもまた意義のある経験になるのではないだろうか。それ位ツアーして回れる売上を…でも日本在住のファンとしては胸中複雑ですわね。