無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

放送前放送中放送後のテンション差

あんまり熊泡ばかり聴きすぎてると浮き世離れしてしまいそうな、そんな感じもありぃの。

まだ第1回だが、なんだろう、兎に角力んでいないな。まるでずっとやってきたみたいなテンションで初回を迎えた感。お陰でこちらはあまり「遂に始まりました!」な感じが薄れつつもう聞き慣れてるもんね状態で、は言い過ぎにしてもそこまで突っ込んだ感じにもならず。

後は、ファンからのリアクションでどこまで番組が変化するかだが、これはもう一人宅録なのだから未知数としか言いようがない。いきなり60分トークのみの完パケを渡されたらInterFMはそれを放送するしかないじゃん? それは流石にないとしても、評判をどこまで気にするか、或いは気になるかはどうにもわからない。

ファンのニーズとしてはもっとトーク中心、宇多田ヒカルならではの何かというかもうヒカル自身を前面に押し出して欲しい筈で、何を言っているのか訳がわからない英語の歌を延々聞かされても、というのが本音だろうが、そういうリスナーに対してどこまで興味を持ってもらえるかがDJの腕の見せどころな訳だが、それを「カッコいいですよねー」で終わられては余りにも芸がない。聴いてそう思う人はもうそう思っているのだから。いやそれでも言う価値はあるし、特に新番組の一発目なら意義は大きいけれど、他に言いようがないからこそ何か工夫はできないかと模索してほしい、といいますか。

例えば番組ラス前にPatsyと藤圭子を並べて流す、などはいい工夫だったが、果たしてあの解説で十分だったかどうか。着眼点自体は素晴らしいし、この2人が似てるだなんてアンタしか気が付かないよと溜め息も吐きたくなるが、だからこそ「普段洋楽なんか聴かない層」が耳を傾けてくれるような流れがもっと作れたらいいのにな。

しかしそっちにばかり力を入れ過ぎると今度はメインリスナーとして想定されている洋楽ファンからはくどいだの煩わしいだのと不興を買う。ここが難しい。まぁこういう時の最適解は「深く考えない」なので、次回以降もフツーに今回と同様のノリで今のヒカルの好きな曲をかけていってくれればいいかな。


にしても私放送に対して文句ばっかり言ってる気がするが番組放送中のツイートを読み返すと明らかに楽しくて浮ついているので、その分バランスをとる為にこうやって「第1回放送分の問題点と課題は…」なノリを引き込んでいるのかもしれない。素直じゃないんだから、まったくもう。