無意識日記々

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"Have A Cigar?"は流れてないか?

これだけgdgdしたエントリーが続くと私の機嫌が悪いのかと勘ぐられそうだが今週の私は頗る機嫌がよい。月曜日に放送された「今日は1日プログレ三昧3」の録音を手に入れ、毎日聴いているからだ。いやぁ毎度ながらなんとも楽しい番組である。既知の名曲の素晴らしさを再確認し、未知の名曲に舌鼓を打つ。トークも総て音楽に関する事ばかりでゴシップの欠片もない。たまに、このメンバーはあの人の元恋人で、というような話も挟まれるが、要は人脈情報であり、即ちミュージシャン同士の関係性の話でしかない。音楽ファンってこういう事を楽しく喋るもんでしょ。10時間しかないけれど、毎日少しずつゆっくり堪能させてもらってます。

我等が宇多田ヒカルにも、そう、同じようにラジオ番組があるのだ。好きなミュージシャンが好きな音楽について好きなだけ語る夢のような番組。私もそれについて語りたい。今取り上げている面倒臭い奴を片付けたら、心ゆくまで「KUMA POWER HOUR with Utada Hikaru 」について語り尽くす事にしよう。何だか典型的な"志望"フラグな気がするが、構わず邁進すると致しますか。


お浚いをしておこう。タバコの問題を解決するには基本的に3つの方法がある。

ひとつは、写真週刊誌が絶滅する事。これによりミュージシャンのプライバシーは守られ、我々は彼らが喫煙するか否かを知る由もなくなる。よって何も議題に上がらない。万事解決である。

ふたつめは、ヒカルがタバコをすっぱりやめること。これで皆一安心、溜飲を下げるだろう。万事解決である。

みっつめは、まだ書いてなかったか、ヒカルが愛煙家であると言っちゃう事だ。嫌煙家のファンは離れていくかもしれないが、代わりに愛煙家のファンがつくだろう。今までもファンの入れ替わりはあったのだし、何より、スタンスをハッキリさせる事で皆スッキリする筈だ。万事解決である。


…と、簡単にいけば世話がないのだが、勿論この問題は難しい。

ひとつめについて。まず、写真週刊誌はそう簡単にはなくならない。みんなゴシップ好きなんだよ。ヤレヤレだぜ。なので、実現可能性は低く、有り得たとしてもまだ先の話だろう。

だが、ここに実は新しい問題が噴出しつつある事が最近あからさまになりつつある。SNSの発達である。たとえ、大手出版社たちがお行儀よくなっても、ヒカルが一目につく場所で喫煙すればもう必ず今は写真に撮られてアップロードされ全世界に放流される。何が言いたいかといえば、有名人であり愛煙家のイメージがない人が、どこかで公然と喫煙すればそこに週刊誌のカメラマンが居ようが居まいが関係ないのだ。人が居れば瞬く間に情報は拡散する。幾ら法的に罰せられるといってもなかなか歯止めにならないのは昨今の所謂"バカッター"事件の一連をみればわかる通りだ。人の口に戸はたてられぬというが、最早敵は週刊誌ではなく、直接世間の皆さんとなる。正直、今後もプライベートだからといって迂闊に人前で喫煙するのはやめた方がいい。隠れて吸おう。

あとの2つの"万事解決"にも勿論穴凹が沢山あるのでそれに突っ込んでいきたい所だが、先にひとつの、考えるべきケースについて触れておきたい。それは「ヒカルが何とかタバコをやめたいと思っているケース」だ。そうだとすると、恐らく、我々のどちらの発言も、つまり、「タバコやめてください」も「んなの本人の自由なんだから吸いたきゃ吸えばいい」も、彼女にとっては本当にウンザリする発言となりえる。やめたくてもやめられていない、のであるならばね。前者に対しては「出来てたらもうしてるよ」と言いたいだろうし、後者に関しては「本当はもう吸いたくないんだよ」って言いたいだろう。このケースだと本人がいちばん辛いのである。あクマで仮定の話だが、そこのところ、今回の件で発言している皆さんは気をつけてくださいね。勿論、今これ書いてるテメーもな。