無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

おねだんつっけーらーれーない♪

照實さんのツイートによると、今回のFL15の企画は「EMI Recordsのスタッフ」からの提案だったようだ。この書き方は、「U3は嫌がってんのに新しいレコード会社から無理な注文つけられたんじゃないの」という疑惑・邪推を完全に払拭するものである。質問・回答共に非常にぐっちょぶだ。

勿論、そうだろうなという空気はあった。決定的だったのは宇野維正さんがヒカルに新しくロング・インタビューを敢行した事だ。ヒカルが"乗り気"でないと、そもそもインタビューのオファーなんで出さないだろう。

疑惑・邪推と書いたが、ファンが疑心暗鬼になるのも無理はない。何しろ今ヒカルが在籍しているレコード会社は、あの2010年の「UTADA THE BEST」騒動を起こしたユニバーサルなのだから。それは、「今度は大丈夫?」ってなるよね。

照實さんが「旧EMI MUSIC JAPAN」の、と一旦書いているのが興味深い…っとと、こういうのはちゃんとツイートを引用しとかなくっちゃね。忘れてた。

@u3music: 旧EMI Music Japan、現EMI Records宇多田ヒカル・スタッフからです。それで本人や僕も当時の資料を掻き集め本になりました。ありがたいね、いいスタッフを持つと。teruzane RT @jack_m_s 今回の15周年記念盤はどなたが発案されたんですか?

つまり、「新しいレコード会社の人は関わってませんよ、東芝EMI時代からのチームによる企画ですよ、UTADA THE BESTは全然関係ありませんから。」という彼からのメッセージなのだろう。わかりやすい。疑心暗鬼になっていた方々も、これで安心して購入出来るというものだ。

あと、値段(price)について色々とコメントしてくれているが、こういうBoxSetモノの価値(value)は、手に取ってみるまで本当にわからない。装丁や装飾がちゃちいと途端に購入を後悔したくなるものだ。なので、今から値段についての話をするのは野暮というもの。

価値について語るなら、宇多田ヒカルのアルバムという時点で我々にとってはPricelessだ。お値段付けられない。例え幾らだろうと手に入れようとするだろう。10倍の値段がついてたら友達9人誘って共同購入してシェアするよ。今回はLUV LIVEのみならず未公開音源が山盛りで"今"のヒカルのインタビューまであるのだ。値段なんて見るまでもなく購入するに決まっている…

…という私なので、購入後は出来るだけシビアにその価値を判定したい。どこまでvaluableかreasonableか、本来はpricelessである、という大前提に立って確り具に見ていきたいと思うので、容赦はしませんよ。今回の企画の為にハイレゾ対応プレーヤーまで購入したんだからな…(笑顔)。