無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

燻る

ふむ、Staff Diaryが更新されたか。

ひとまず、経緯を振り返ってみよう。

12月08日朝、スポーツ報知が復帰記事を出す。
12月08日昼、ミュージックヴォイスがEMIを取材、否定との記事を書く。
12月09日昼、社長がガセネタツイート。
12月09日夕、ヒカルが屁ツイート。
12月10日朝、社長がややフォローツイート。
12月10日昼、EMIが公式に(報知の)報道を否定。

やはり燦然とヒカルの屁ツイートが光り輝いているが、ここはやはり、「なぜ公式の否定が10日昼までずれ込んだのか」がいちばん気になる、気にすべき点であろう。

公式は8日の午前中には報知の記事を把握している。ミュージックヴォイスから取材を受けたからだ。ならば、その日のうちにとは言わないまでも、せめて翌日の9日中にはStaff Diaryを書く事が出来たのではないか。いやさ今のWeb時代、本当に誤報なら一分一秒でも早く公式に否定せねばなるまい。担当が海外出張で不在だったとかか。Skype会議もできなかった?

やはり、どこかに躊躇いがあったのではないかとみる。それなりの長さの会議を開いて相談する必要があった、と。

であるならばつまりだ、報知の記事には、何かクリティカルな記述が含まれていたと考えられる。

ゴシップとは巧みである。全くの嘘の記事を書くのでなければ、完全に本当の事だけを書き散らす訳でもない。本当の事と嘘を散りばめて、どちらがどうだかわかりにくくする方法論に関しては、とても我々が太刀打ちできる相手ではない。そね道のプロはやはりプロなのだ。

したがって、記事を完全否定してしまうのもまずい。
本当に実現する可能性のあるファクターを網羅しているのならば。今回のStaff Diaryのように「まだ何も決まっていない」と言うしかない。

どんな相談をしたかというと、やはりそこだ。一部少し真実の薫りがするからといってそこだけ認めてしまってよいものか、認めてしまうと、全くの嘘を信じられてしまうリスクが発生する。となると、今回のような文章にならざるを得ない。

もうひとつ、公式陣営はヒカルに確認をとっていたのかもしれない。そうすれば1日の遅れの理由がわかる。イギリスにいて、返信が来るまでには時差の影響がある。Skypeするにしても向こうの生活サイクルに合わせなくてはならないので案外難儀だ。そこで手間取った、或いは慎重に慎重を期した、という感じで10日昼までオフィシャル・ステートメントがずれ込んだのかも、しれない。

逆説的だが、今回の報知の記事は覚えておいた方がいいのかもしれない。どこかに真実の欠片が埋まっているのだ。

ヒカルに何を確認したかといえば「まさか春にアルバム間に合うなんて事ないよね!?」という感じだったのではないか。「あーそれは無理。」となったからStaff Diaryという流れ。屁ツイートは今なら大丈夫だよのサインだったとか。流石にそれは考え過ぎか。


なんだか変な流れだが、今回の件は“くすぶる”と思われる。なんだガセネタだったかと切り捨ててしまわずに、頭の片隅に置いておこう…そう書く事で私も「くすぶらせる事」に加担しちゃってるんだけどね。気をつけなくっちゃ。