無意識日記々

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「イメージ」がゲシュタルト崩壊中

凄いな〜清原は。逮捕されたのにイメージ・ダウンが微少で済むとか。罪を犯した訳でもないのに叩かれている有名人も居るのに対比が凄い。今回初犯だったり軽微だったりしたらまたしれっと何年後かにテレビで見掛けるんじゃないのか。もともとプロ野球の現場に復帰する気配はなかったし。

プロ野球の選手というのは、野球ファンが思っている程有名ではない。興味の無い人たちにとってはただのガタイのいいおっさんたちの集まりにしか見えないだろう。バラエティー番組なんかに出たりしながら他の分野の知名度を上げていくとか、そういう感じか。やっぱり、「毎日のようにテレビで見る」って大きいねぇ。

朝ドラは毎日(日曜日を除く)見られる。視聴率も20%を超える。額面通りに受け取れば「5人に1人しか見ていない」とも解釈できるが、他のメディアで2000万人以上がいっぺをにアクセスするものなんか無いので影響力は当然大きい。

しかしヒカルの場合主題歌を歌うだけだから顔が出ない。声だけだ。どんな歌声で歌うのだろうか。ぼくはくまのように、一聴しただけでは宇多田ヒカルとはからないような歌い方も出来る訳で、それによって「顔と名前と声が一致しない」現象も出てくるかもしれない。

朝ドラで私が最初に見た"歌付きの主題歌"はDREAMS COME TRUEの"晴れたらいいね"だったと思うが、当時既に90年代だったにもかかわらずカセットテープが発売された。その成否は別として、この枠がいかに幅広い年齢層(主に上に幅広)に支持されているかがわかる。それを考えると、常々言っている「次のヒカルの新曲ってCD出るの!?」という疑問に対する答は出ているようなもんだ。裏を返せば、今回ばかりはCDシングルをリリースする"言い訳"がちゃんとあるのだと言い張れる。

ただ、一筋縄ではいかない。今のあさが来たの主題歌はAKB48だが、収録されているのがシングルのカップリング扱いなのである。こういう変則的なやり方もあるのね。正直正確な狙いはわからないんだが、ヒカルは流石にここまで捻った事はして来ないとは思うが、発売時期や両A面など、ひと捻りくらいなら加えてくるかもしれない。

野球を見ている層と見ていない層で人の印象がガラッと変わるように、今後のヒカルは朝ドラを見てる人と見ていない人の間でイメージのズレが生じてくるだろう。活動の場を今年の10月以降(朝ドラが終わった後ね)どんな風にしていくかに影響がどれだけあるか、この半年のウォッチングの間の変化もつぶさに見ていきたい。