無意識日記々

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まだ聴いてないよ『花束を君に』

これをアップロードする頃にはNHKBSプレミアムとNHK総合をチェックした組の感想で溢れ返ってるんだろうな〜。色々考えたんだけど、こちらはいつも通りで行きます。チェックは夜になるな。まぁ『夏の通り雨』の方はリアルタイムに間に合うでしょう。
ご覧の通り、こちらは力が抜けきったもので、力む事無く迎えられております。「待つ」というのが日常になっていたので、なんていうかな、もういいでしょ、っていう感じ。やれやれだぜ、と申しましょうか。

花束を君に』『夏の通り雨』ともに、一見して『SAKURAドロップス』を思い出させているのは意図的だろう。『降り出した夏の雨が涙の横を通った すーっと』の一節は、詩的というに相応しい情緒溢れる表現だった。SAKURAドロップスは初夏の歌だからと言い張っていた10代のHikki、遂にタイトルでも夏の歌だと言い張るの巻、といったところか。幾つかの記事では番組のプロデューサーが曲調を話してくれている。ピアノで静かに始まる、悲しくも力強く前向きなバラード、というのが最初の見立てになるだろう。今夜にはすぐ判明するのだけれど。『誰かの願いが叶うころ』でも『このまま僕らの地面は乾かない』という一節があったが、『通り雨』という表現には寧ろ、「雨のいいところは必ずやむって事さ、そのうちね」と言い放ったイイヨウを思い出す。名前の日本語表記忘れちまったい。悲しい事もあるけれど、それは一時の事だから、という強さ。それは少なくとも『桜流し』で悲嘆と絶望に暮れそれでも食いしばって未来を信じようとした段階からは
随分と前に進んでいるようにみえる。

タイトルからすると、NEWSZEROは半年間同曲を流し続けてくれるのではないかという期待が高まる。また、セールス的にも、夏期の伸びを期待するのは当然の流れか。

しかし、『花束を君に』『夏の通り雨』ともにフル配信は4月15日金曜日からとなっている。両曲のタイアップの性質からして、ロケットスタートよりロングセラーを視野に入れているだろうから今日明日の配信でなくて何ら問題はないが、CD発売は「未定」との事。わずかばかり含みを残している、とみるべきか。6月初旬あたりのリリースなら今からでも間に合う。また、金曜日を配信スタートとしたので海外配信も15日に同時スタートの可能性が出てきた。

それにしても、今回漸く新しいアーティスト写真が掲載された訳だが、今日発売の雑誌で寧ろ写真家さんの方をフィーチャーした特集記事が載る程写真に力を入れているのに、配信2曲の“ジャケット”が写植文字のみってどういう戦略なのだろうか。このあとジャケット違いのスペシャル版/盤でもリリースするつもりなのだろうか。次回はそこらへんの話からかな〜。