無意識日記々

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庄司紗矢香と宇多田ヒカルの御縁

ほうほう、朝からリツイートがあったのか。昨日リリースになったばかりの庄司紗矢香のニューアルバムのご案内。ふむふむ、リンク先はApple Musicで…と言ってたらもう今既にそのアルバムを聴いているというね。iTunes Music Storeが上陸してもう13年だが、未だにこのスピード感には戦いてしまう。根っからのCD世代だからね。

ヒカルと庄司さんが知り合ったのは2000年の春だからもう18年になるのか。ヒカルにとって初めてのクラシックのコンサートということで、当時のメッセでは初心者らしい事を書いている。楽章が終わった時と楽曲が終わった時で聴衆の反応が異なるだなんて慣れてないとわかんないもんねぇ。「次行った時はちゃんと楽章間で咳払いできたのだろうか」と感想を思っていたのが懐かしい。

その後も2人の交流は続いていて、2013年の『KUMA POWER HOUR』ではもうすっかり仲良しさんになってる風の口ぶりで彼女の曲を紹介していた。女性の「声」に焦点を当てた回(Coccoの「遺書。」を口遊んだ回ね)に唯一器楽奏者の演奏が取り上げられた。余程気に入ってるんだねぇ。なので今回のリツイート自体は自然なのだが、寧ろ「今までしてなかったのに?」という方が気になってしまう。

この時期のリツイートは慎重にしないと、すぐ「おやまぁライブのゲストでいらっしゃるのかな」とすぐに勘繰られてしまうのですよ。日程を調べてみると庄司さん、裸婦抱くと同じ時期に全国ツアー中なのでそのセンはなさそうだ…けどツアー中だからこそ合間に駆け付けるなんてことも出来るのか!? 難波弘之なんぞ山下達郎の公演と公演の間にZABADAK弾きに来てたもんなぁ…いやあんな異常な人と較べるのは滑稽か。いやいや庄司さんが異常な人なら有り得るだろう…?

2人の共演が、例えば2人っきりで実現したら素敵だろうねぇ。かつてヒカルは『Be My Last』でチェロ奏者と対決したことがあったが、ヴァイオリン相手だとどうなるかな。朝から彼女の芳潤な音色に耳を傾けながらそんなことを思ったのでした。