無意識日記々

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#裸婦抱く の『ただいま!』

『2日目だけど、今日も言わせてください。』

『…ただいま!』

11月7日水曜日横浜アリーナ公演2日目、1曲目『あなた』&2曲目『道』に引き続く3曲目、『traveling』のイントロをバックにヒカルが言った一言である。ただいま。何故か言い方がぎこちなくて辿々しくて激萌えだったのだがそれはさて置くとして。さて置かずにそれについて延々語った方が読者のニーズに応えれる気はするんだが一応ドライ路線で行くつもりなのでなっ。

これは、しかし、タイミングを計って放った一言で間違いないだろう。なんだかんだで『あなた』も『道』もライブ初披露、やっぱり『ただいま』と言って“知ってる人が家に帰ってくる”感を出す為には、たとえ会場の8割がライブ初体験の人々で埋め尽くされていたとしても何度もライブで歌ってきた歌を披露するのがいいだろう。それを狙ってライブの“定番曲”である『traveling』で『ただいま』を告げたのだ。まぁみんなコンサートは行った事なくてもライブビデオを見てるだろうしね。

traveling』では先述の通り『みんな盛り上がる時間だ 横浜アリーナ 8年の思いが ふにゃります』と控えめに噛んでまた私を激萌えさせたのだが本人はミスして落ち込んでるだろうからそこはこれ以上突っ込まないとして(もう2回も突っ込んだ後やないかっ)。福岡では『マリンメッセ福岡』をねじ込んだらしいけど、えぇっと、よく尺が合ったよねぇ。誰か動画あげてくれてるかもしれないから確認できるかな。

そうそう、この、今回話題になっている「スマホ撮影(&録音)OK」、太っ腹との専らの評判だがそれ以上に“自信が凄い”と思う。素人の撮影と録音なんて悪条件、大抵の場合実際に観て聴いたものよりずっと酷い状態で皆に届くものだと思うが、そうであってもしっかりとプロモーションとレピュテーション(これ、ヒカルのマーケティングでいちばん重要な要素なんだが…まぁそのうちゆっくり語るかな)に結び付く計算が立つのは、もとのパフォーマンスが図抜けて素晴らしいからなのだ。

世に商品として出回るライブ音源は大抵の場合(というと音楽家の皆さんは怒るだろうけれど)修正が施されている。まとまった商品としてリリースする以上それは必要な行為であって『Utada United 2006』のDVDだって一部修正されている。それが今や、そのまま録音したのが出回っても何ら問題がない、十分商品として通用するのだという計算がA&Rとして立つというのは本当に驚異的な事だ。ヒカルもそういう自信があったから同意したのだろう。私も動画が出回る事で映像作品の売上は確実に上がると思う。やっぱりフルで観たく聴きたくなるよあれは。


…って、なんか話が脱線したな。と言っても、次にどの線路に戻ってくるかはわからない。毎度のことだけどな。ほいでは続きはまた明日っ。