無意識日記々

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今回も結局こうなる(笑)

何故か過去2作についても日記で触れているので今回も触れておこう。IRON SAVIORの新作が発売された。期待に違わぬ正統派メタルサウンド。相変わらず素晴らしい。まだ1回しか聴いていないが、メロスピ超特急"Heroes Ascending"、キャッチーな"Never Stop Believing"、ラストを飾る"Legends Of Glory"あたりが今日の好みかな。押し並べて安定のクォリティーなので日替わりで気に入る曲が違いそうだ。

…てな感じで日々自分は様々なアーティストの新譜チェックに勤しんでいる。たまたま「IRON SAVIORの新作だから日記に書こう」と3作連続で思ったから書いているだけで、他にも沢山レビューできる作品はあるのだ。まぁ最近はその受け皿に#i_utaタグを選んでいるのだけれど、なぜだかなかなか日記には書かないね。意図している訳ではないんだがいろんな話題を書いているつもりでもいつの間にかヒカルの話になっている。もうこれは習慣というか癖だろうな。

前回IRON SAVIORの新譜の話で始めた日記も、今読み返してみたら最終的には『花束を君に』などのヒカルの曲のサウンドの話になっていた。全然関係あらへんやん、とツッコミたくなるんだがこれが凝り固まった芸風というヤツなんだろうなぁと諦めて今に到る。

そういえばヒカルの芸風も最近固定化の傾向があるわね。『真夏の通り雨』のメロディーは『Letters』に似ているし、『フェイス・マイ・フィアーズ』のメロディーは『大空で抱きしめて』に近い。どうも、昔に較べて「別にいいんじゃない?」とヒカルが思い始めているように思えてならない。

今までは、というか9年前までは既存曲と同じような或いは似たようなアイディアが出た場合にはヒカルはボツにしていたように思う。『DEEP RIVER』の『幸せになろう』『Lettets』『プレイ・ボール』の3曲でイントロを敢えて似せてきたりしたようなケースでもない限りね。

しかし今は、そういう拘りがなくなったのではないか。ある意味自分のメロディーの癖を素直に受け入れているように思える。稀に気づいていないこともあるらしいが、大抵のミュージシャンは既存曲に似ているものがあるかはわかるものだ。今のヒカルは、恐らく、ではあるものの、昔に較べて自分の指紋やら匂いやらが音楽に刻まれていてもそれを好きで居られるようになっているような気がしてね。有り体に言えば自分の書いた曲が昔より好きなんじゃないの?ってこと。相変わらず完成品を聴き直す事は少なそうだが、自己肯定感は昔より増しているように思える。ちょっと願望が入った妄想かもしれないけどね…

…ね? 結局ヒカルの話になったでしょ? 別にわざとじゃないんだけどねぇ…これが芸風ってヤツですよ。