無意識日記々

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パイセンバイナルウレテル

アメリカで『One Last Kiss』のアナログ・レコードが快調に売れているらしい。

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……宇多田ヒカルの「One Last Kiss」のUS盤アナログが、8月20日にUSにて先行発売。発売前より、USのAmazonサントラランキングで1位を獲得するなど注目が集まっていたが、9月4日付の「US Billboard Vinyl Albums Charts」で15位にランクイン! その他、World Albums チャート12位、Current Album Sales チャート30位、Album Sales チャート48位にもランクインしている。

宇多田ヒカルがUSのBillboard Chartsの上位にランクインするのは、ゲームソフト『KINGDOM HEARTS III』のオープニングテーマソング「Face My Fears」で初のBillboard Hot 100入りを果たした2019年以来。……

https://www.thefirsttimes.jp/news/0000021024/

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映画が全世界的にAmazonプライムで観れるらしいし、日本以外でも主題歌の需要が多いのかもね。

とはいえ、ビルボードのチャートというのはそれはそれは本当に項目が多い。上の記事だけでも

「米国アナログアルバム15位」

ワールドミュージックアルバム12位」

「今週のアルバム売上枚数30位」

「アルバム売上枚数48位」

と4つも出てくる。最後の2つなんてあたしも違いがわからない。詳細を把握しようとしない方がいい気がする。

で。なら『One Last Kiss』はヒカルの曲の中でもそんなに米国で突出してるのかという雰囲気になりかけるが、実は特にそんなでもない。更に違うチャートまでみれば、UTADA名義も含めてヒカルの楽曲は結構沢山アメリカのビルボード・チャートに登場しているのだ。

https://www.billboard.com/music/hikaru-utada/chart-history/

↑のリンク先でチャートを選択して御覧うただければわかるのだが、18個のチャートで重複含めのべ56回ヒカルの名前を見ることが出来る。『Face My Fears』と『One Last Kiss』だけではないのである。『Devil Inside』なんて1位とってるんだぞ。『Come Back To Me』もなかなかの人気だ。

……って、今回見て初めて気がついたんだけど、2011年2月5日の「ワールド・デジタル・ソング・セールス・チャート」で『Passion』が7位にランクインしてんのね。発売から5年以上経ってからここに現れたってのは、この曲を待望していたアメリカのファンが一定数居たんだなとわかって微笑ましくなってしまったぞ。

他にもこの曲がこんなチャートに、というのがいろいろわかるので、上記リンク先を幾らか眺めてみるのがいいかと思いますよっと。ヒカル本人は、どこまで把握してるんだろね??