無意識日記々

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ソレハ『お金ならあるわよ?』ノマネカネ?w

『One Last Kiss』の上半期のチャート成績が部門ごとに凸凹なのなんでだろー?と思ってたんだけど、そうか、これアルバム扱いだったわね。シングルCDじゃないから合算とかがややこしくなるんだな。

なので2021年上半期のBillboard Japan チャートで『One Last Kiss』の順位がいちばん高いのは「ダウンロード・アルバム」ってチャートになる。配信販売でアルバム丸ごと購入された件数ということで。ここで第2位。第1位はYOASOBIの1stEP「The Book」。確かにコチラの方がリリースが二ヶ月早い分有利だったんだけど、もし同時発売だったとしても上回ってたとは思えないという意味でちょいと悔しいというかなんというか。こんな若い子たちがこれだけ支持されてるのも嬉しいしこんな若い子たちに交じってヒカルの歌が聴かれてるのも嬉しいし嬉しいと嬉しいがぶつかってよくわからん感情になってるわ。でもホントこの子達曲作り上手いんだよね。「音楽大学産業音楽部J-Pop学科首席卒業」みたいなサウンドしとるもんな。

ということで「アルバムのダウンロード」だと上半期2位なんだけど、「単曲のダウンロード」だと上半期9位になる、と。

更に、ダウンロードだけでなくCDアルバム売上とかあれやこれや兎に角アルバムとして親しまれたの全部合算した「総合アルバムチャート」だと第5位なのね。

…まだ他にも色々チャートあるっぽいけどこれくらいにしとこ。

で下半期も二週間を過ぎようってこんな今更なタイミングでこの話をしてるのは何故かっていうと、仮にヒカルが宇多田ヒカル名義でいえば通算8枚目のオリジナル・フル・アルバムを今年中にリリースするとなると、ミニアルバムとはいえ『One Last Kiss』と併せて年間二枚のアルバムをリリースするのことになるのかよっ!?って話なんすわ。

これ、アルバムやらシングルやらを合算した「アーティスト単位の」年間チャートとかにどれくらい響いてくるのやら。

思い出すのは17年前の2004年で、この年ヒカルは『Utada Hikaru Single Collection Vol.1』をリリースしてこのアルバムが年間第1位を獲得(しかも第2位をダブルスコア以上離してぶっちぎり)したのみならず、UTADA名義でもオリジナル・フル・アルバム『エキソドス』をリリースしてこれも年間チャート第6位になったのね。

そんなだったもんだから、後世から見たら『First Love』を760万枚売った1999年が宇多田ヒカル的には最も売上枚数が凄かった年にはなるんだけど、実際のヒカルの納税額歴代トップの年って2004年だったりするのよね。アルバム二枚プロデュースするってそれくらい強い。

というわけで、今年『One Last Kiss』EPに続いてヒカルがオリジナル・アルバムをリリースしたらその年収は結構大変な事になる………つまりだな、小袋成彬くんが凄まじい成金になるという(笑)。彼が急に金ピカな格好したり高そうな車に乗ってたりしたら「プロデューサーって儲かるんだなー」と思っておいてあげまっしょい☆