無意識日記々

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独特のファン層構成

前回はまた詰め込みすぎた(>_<) 本当なら10倍の字数を掛けて説明しなきゃいけない内容なんだけど、そうやって薄めて書いてたら書いてるうちに自分が飽きてくるんだよね~ただの作業になっていくというか。そうなると書く気がなくなるので、ならば圧縮して書き留めておいて気が向いたらまた一部ずつ書き出していくみたいなやり方の方が現実味がある。何しろこの日記の第一読者は自分自身なので、読み返した時に読みたくならないものはなるべく書かないのですよ。ま、たま~にやっちゃうんだけどね。

情報の飢餓状態が暫く続くと空腹に慣れすぎていざ実際に情報が飛び込んできた時に消化不良を起こしがち、というのは毎度言ってることだけどそれはつまりこちらから情報を取りにいきたがる・探したがるようなファンはプロモーション上対象外という事なのだ。ほっといても買ってくれるんだからあらためてプロモートする必要が無い。限られたリソースで宣伝活動をするときに費用対効果の点で真っ先に落とされるのがこの層だ。

とはいえ、熱心なファンは自分たちが熱心だという自負がある。別に厚遇してくれとは言わないが、お金は払ってるんだからそれなりのリアクションが欲しいと思うのが自然。

ここで話が他のアーティストたちと別れるのだが、もっと払ってもいいからとファンクラブを所望するのは、その熱心さの受け皿が欲しいからだわな。が、御存知の通りヒカルはファンクラブを持たない。言い方は冷たいが、熱心なファンは別に要らないのだ。いつも言ってる通り、曲毎に来たり去ったりしてくれれば、と。活動は不定期だし待つのも待たせるのも居心地がよろしくない、と。

そんなだから「誰かを熱心に追い掛けたい情熱」を持つ人間はなかなかヒカルに入れ込まない。アルバムやツアーがあるときはいいのだが、情報が途切れると受け皿がない為情熱が彷徨う。でまぁファンクラブのある他に行ったりするんだな。

まぁこちらとしても「次また盛り上がった時に戻ってきてくれれば」とリラックスしているので、慣れたものよね。そうやって形成されるファン層なので、いつまで経っても初々しいと言いますか…デビュー20周年を迎えてもいまだに「コンサートは座るの立つの?」という戸惑いが聞こえてくるのは新鮮でござるよ…。

これで年齢層がヒカルと共に上がっていくならまだしも、気がついたら随分若返っているという、ね。社会人になったり家庭をもったりすれば熱量は下がらなくても時間を割けなくなるのは当然なので学生さんやら独身さんのアウトプットの比率が多くなるのは常なんだけど、それにしたって若いよねぇ。

斯様に独特の事情が重なって今の宇多田ヒカルのファン層は形成されている。相変わらず熱心なファンへの冷遇(笑)は続くだろうけど、そんな感じだから気にせずもう暫く穏やかに過ごしてうただきたいものです。