無意識日記々

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いつの間にやらローテンション?

「アクロンかぁ」と今朝の【今日は何の日宇多田ヒカル】を眺めながら思い出すなど。

最近本人も言ってるけど、「やたらテンションがあがる」って機会が大分減ったわな。殆どないかな?? アクロンのテンションの上がり方が異常なだけかもしれませぬが。

まぁそれは大人になったということで済ませてもいいんだけど音楽の方ではどうなのか。昔からの伝統ではあるのだけど日本はアップテンポが好きだ。メタラーは毎回メタルバンドが「ニューアルバムからのリード・トラック:欧米ではミドルテンポの曲、日本だけアップテンポの曲」というプロモーションを展開するのをみている。自分らの世代までかなと思ってたけど案外その傾向は継続しているらしい。

アルバム『初恋』には「テンションの高いアップテンポの曲が少なくて落ち着いている」という評価があった。若いファンなのかな。わからないけど、やっぱり景気のいい刺激的な曲が求められてもいるのか。

実際、復帰後の一番人気曲って『道』なんだろうし、ああいうアップテンポが望まれているのだとすると今の“私生活でハイテンションになることがなくなった”ヒカルとはちょっと歩幅が合わないかもしれんな。

とはいえまだ36歳だからねぇ。アゲアゲでイケイケな曲書いたって違和感ないんだけどね。基本ほどほどだからな今。この“ズレ”みたいなもんを解消する必要があるのかどうか。

技術的にハイテンポな楽曲を書くのに何ら問題はないだろう。寧ろ『Fantome』『初恋』の時のレコーディング・メンバーを集めちゃうと老成し過ぎていてハイテンポな曲もダウンテンポになっちゃうんじゃないかな。クリス・デイヴは何でも叩けそうだけど、彼のスタイルじゃないだろうな。

この際、女子高生ドラマーでも呼んでみて…とか余計な事も考えてしまうが、そこまで行かなくても、新しいファン層と同年代のミュージシャンを起用してみるというのは、なかなか悪くないアイデアかもしれないな。日本語民に限らずですけどね。まぁ女性に年齢の話題ばかり持ち出すのは失礼なんだけど、その時期その時期にしか聴けないサウンドがあるだろうから、後悔の無いように。