無意識日記々

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各アルバムからの最初のリリース曲の話②

さて前回見たように、最初のリリース曲がアルバムの1曲目を飾るケースは1stアルバム『First Love』の『Automatic』のみである。1曲目といえばそのアルバムの顔ともいえる存在であるのだが、余りそこでリリースの時系列順とかには拘っていないようだ。

2ndアルバム『Distance』の1曲目こそ2枚目のシングル曲である『Wait & See ~リスク~』だが、以後は3rdアルバム『DEEP RIVER』の発売直前先行シングル曲『SAKURAドロップス』を皮切りに、4th『ULTRA BLUE』ではアルバム発売直前配信曲『This Is Love』が、5th『HEART STATION』ではアルバム発売直前配信曲『Fight The Blues』が、6th『Fantôme』でもアルバム発売直前配信曲『道』がそれぞれアルバムの1曲目に配置されている。7thアルバムでは直前配信曲のタイトルトラック『初恋』は3曲目に収録されていて1曲目の『Play A Love Song』はその1つ前の配信曲になっていたのだが、、8thアルバム『BADモード』ではまたもや発売直前配信曲であるタイトルトラック『BADモード』が1曲目となっている。

この流れをみると、『Automatic』が例外的なケースであって、基本的にはアルバム1曲目は発売直前配信曲が据えられている。というか、アルバムの1曲目を発売直前先行配信曲に選んでるといった方がいいかもな。ともあれ、この法則(というほど当て嵌まる訳ではないけれど)に従えば、『Gold ~また逢う日まで~』が次のアルバムの1曲目を飾るということはなさそうだ。

確かに、今までの1曲目といえば上述の通り『Wait & See ~リスク~』『This Is Love』『道』『Play A Love Song』『BADモード』とアップテンポの曲が多く、次に『Automatic』や『Fight The Blues』といったミドル・テンポの楽曲があって、バラードと呼べる1曲目は『SAKURAドロップス』のみである。SCV2の『嵐の女神』もあるにはあるけど、Disc2の1曲目だからちと事情が違うかな。

それを踏まえると、バラードとして始まる『Gold ~また逢う日まで~』はますます1曲目にならなそうだが、御存知の通りこの曲は途中でダンサブルなビートに変化する独創的な楽曲だ。もしかしたら、1曲目はアップテンポの法則に則ったとしてもこの曲にも資格があるのかもしれない? …って、ヒカル本人が言ってるように、符割りを変えてるだけでテンポ自体がアップしてる訳じゃないんだけどね。

まぁでもそもそも、これからアルバムを1時間とか聴きましょう!ってリスナーがなってる時にいきなり歌詞で『また逢う日まで』と別れの言葉を告げられるのは幾ら何でも面食らうよね(笑)…い、いやだからこそヒカルならやりかねないのか!? う、うーん、いつになるかわからないけれど、果たしてアルバムでの曲順はどうなっているか今から楽しみにしておきましょう~♪