無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

both/Japanese/English

自分も少し前まで混乱していたのだが。今の『Message from Hikki』は日本語のメッセと英語のメッセが分離して公開されている。わかりにくいのだけど、メッセが直接日本語と英語に分けてあるのではなくて、まずトップページでJPN/ENを選択し、サイトまるごとを言語で選択した先のメッセのページがそれぞれ日本語のみと英語のみになっているのだ。

何なんだこれはという感じ。英語圏及びアイランド・レーベルでの仕事がメインになっていた頃は『Message from Hikki』はu3music.comに掲載されていて、"both/English/Japanese"という風に「日本語英語両方(即ち全部)/英語のみ/日本語のみ」をそれぞれ選択できていた。その頃より遥かにIT技術が進化した昨今、随分と使いにくくなったものである。

そもそも利便性以前に、日本語と英語が混ざっていてこその宇多田ヒカルだろう。英語圏の読者の為に英語のメッセだけを抽出したページを作るのは便利だから歓迎だが、それで本来の混然一体が損なわれるのでは本末転倒である。ヒカル本人が監修したならばこんな風にはしなかったろうと推察する。

……ん? もしかしてアタシが気づいてないだけで、今でもちゃんと"both(両方)"のページが存在するのだろうか? それならwww.utadahikaru.jpにアクセスしたらそれがすぐ見れるようにしておいて欲しい。それがヒカルの個性でしょ。アーティスト・オフィシャル・ページはそのアーティストの顔である。わかりやすいに越したことはない。