無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

苦手な衣装の話をしてみる

あらまー、Lacuna Coilの来日が中止になっちゃったか。「イタリアから出られなくて」ってそりゃあ仕方ねーな。

このバンドもしぶとい。デビューしてもう20年以上経つんだなー。出て来た時はここまで全米で成功するとは思ってなかったぜ。時期的にはTheater Of TragedyやThe 3rd And The Mortal, The Gatheringなんかより少しあとのデビューだからどちらかというと優秀なフォロワーのうちのひとつみたいな感じだったのに。人生わからん。

こういった女性ヴォーカルのゴシック・メタル・バンドが全米でもウケるようになったのは勿論2003年のEvanescenceの大ブレイクが大きかった訳でな。一発当たるとそのバンドがどうなろうと後に続くバンドが恩恵を受ける。実に有難い。

Evanescenceといえばヴォーカルのエイミー・リーがデビュー当初、ヒカルに声質が似てると日本で話題になった。似てると言っても倉木麻衣程度で、そういう風に聴いたら確かにねという具合。音楽性も違ったしね……と、思ってたんだけど、そこから二年弱後のUtadaのニューヨーク・ショウ・ケース・ギグではヒカルがそれこそエイミーみたいなゴシック系の装いでステージに立つ様子が映像や写真でこちらに流れてきたんだよね。それから15年経ったが、いやはや、あれは結構インパクトあったねぇ。Utadaはそっちで固めてくれるつもりなのか!?と。あたしゃ当時は「闇姫様」と呼んで崇拝していましたよ。この名付けは誰がしたんだったかな。

まぁ結局『Utada In The Flesh 2010』ツアーではそれなりに無難な装いに身を包んで(ホノルルん時なんて、暖かったからかTシャツだった)コンサートをしていたが、まぁ結局キリヤンの趣味だったのかなと。ボンテージすれすれで楽しかったんだけども。

さて今。『Laughter In The Dark Tour 2018』ではシックな黒のドレスと、あたしが勝手に死神博士と呼んでる白と黒の出で立ちがメインだった。アンコールでリラックスするのはずっと最近の傾向ね。はてさて、次はどんな格好で歌ってくれるのかなと。あたしゃそろそろ和装なんか来るんじゃないかと踏んでいる。いや着物着て演歌を歌うとかそういうんでなくて(それもいいけどなっ)、和風の装いというのは他にも幾らでもあるだろう。くノ一の格好だって花魁だって傾奇者だって和装である。確かに着るのが大変でライブコンサートには向かないとは思うが、どこかでチャレンジしてくんないかなと仄かに期待しているのでありましたとさ。成人の時の振袖姿、似合ってたもんねぇ……。