ちょっと胡乱な遊びを。
「『Time』の歌詞を、“宇多田ヒカルが長年のファンとリスナーに向けて送った感謝のメッセージ”だと思って読み解いてみる。」テスト。
これをファンの側からやるのはくすぐったくてこそばゆくてイヤ本当のことを言えば気持ち悪くて気色悪くて仕方がないのだけど、我慢してやってみるぜw
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『カレシにも家族にも言えない
いろんなこと
あなたが聞いてくれたから』
あー、これは歌詞の話ですねわかります。普段周りの人に話せないような事でも歌にすると言えちゃったりするしね。そういう歌詞を書いて歌ってそれに対して沢山リアクションしてくれてありがとうってところかな。うふふ、ヒカルさん、いいのよそんなのはw(……我慢我慢……)
『降り止まない雨に打たれて泣く私を
あなた以外の誰がいったい笑わせられるの?』
うんうん、幾つも辛いことがあったけれど、ファンからの励ましと応援とつまらないギャグの数々で笑顔を取り戻せた事もあったってことね。わかるわかる。(……我慢我慢…(書いててゾワゾワしてくるねこういうのw ))
『大好きな人にフラれて泣くあなたを
慰められるonly oneである幸せよ』
嗚呼、昔から「このたび失恋したのですが、Hikkiの歌を聞いて慰められました!&励まされました!」っていうファンメールを山ほど貰ってきたろうからねぇ。そういう時の人生のサウンドトラックを提供できてて職業音楽家として誇らしい、と。なるほどね。
『逃したチャンスが私に
与えたものは案外大きい
溢した水はグラスに返らない 返らない
出会った頃の二人に
教えてあげたくなるくらい
あの頃より私達 魅力的 魅力的』
あーこれは人間活動期の事を言ってるのかな。逃したチャンスってのは、アーティスト活動をやってなかった時期のことか。でも、それで得られたものは大きかったと。で、実際、今のファンとの関係は人間活動期以前よりもずっといい感じなのだと言いたい訳ね。いやこれは本当にそうかもしれないな……(いきなり真顔に戻る俺(我慢はどうした))。
で、それらを踏まえるとラストの
『友よ
失ってから気づくのはやめよう
時を戻す呪文を君にあげよう』
の歌詞が意味深に響くこと響くこと。もしこの歌がファンへの感謝のメッセージなのだとすると「何が言いたいんだろう?」と悩んでしまうよね。
そしてこの流れだと『時を戻す呪文』ってのは昔からの曲調を継承するこの『Time』という楽曲そのもののことになるのでは?という結論・疑問に辿り着く。はてさて、一体誰が誰を守るための嘘をついていたんでしょーね? なぞなぞは解けないままずっとずっと魅力的だった………?