無意識日記々

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マスコミュ障

今日の【今日は何の日】に出てくるヒカルの『完全にマスコミ恐怖症になってしまった』の一言が重い。もう7年前の話だし、少しは和らいでいてくれたらいいんだけど……とは必ずしも言い切れないのが怖い。恐怖症でいた方が命を長らえるかもしれないからだ。

マスコミの餌食になって亡くなられたと認識されているケースは、例えば古くはウェールズ公妃ダイアナの交通事故などが思い出されたりもする。まぁその事件については詳細は知らないが、ヒカルの7年前の呟きを読むと、そういうことにもなるかもなぁと思ってしまう。

今ロンドンに住んでいて平穏だとすれば有り難い限りだ。自宅からインスタライブをやると言われて居住地がバレたらどうすんだと事前には思ったがそれも杞憂だったらしく。アスワンツェツェバエが居なくて本当によかった。

そんななので、例えば昨日ラテ欄宇多田ヒカルの名前がある、なんて情報をきくと、期待感と一緒に不安感もまた襲ってくるのだった。なんかよからぬアプローチをとられたのではないかと。昨日はコンピレーションアルバムへの参加という情報で安堵できたが、あのレベルの有名人は死ぬ迄有名人なのできっと一生安堵し切れる事はない。

本来なら違法触法行為による取材の類は取り締まられて然るべきだが、そのような世論が盛り上がる事も無い。メディア自身が火消しに回るから仕方が無いのだが。インターネットなら草の根活動での是正も可能だろうという期待が語られた事もあったが、まぁ推して知るべしだよね。

前にインタビューが少ないと愚痴ってしまったが、ヒカルが無理解な人達に晒される機会が減ったと思えば我慢も出来る。インターネットが皆の掌に渡った以上、今必要なのは知られる事より知られないだ。昔のメッセでの開けっ広げぶりが懐かしいが、種々の環境が整うまではこんな感じでいいんじゃないでしょうかね。噂話から離れられると、本当に清々するのだぜ。