無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

ワガママなほどほど。

そういえばうっかり触れるのを忘れていたが、『Time』のミュージック・ビデオが200万回再生を突破していた。100万回に至ってから二ヶ月ちょいってとこか。一日あたり二万回弱再生されてる事になるかな。これを多いとみるべきか少ないとみるべきか。

本来なら有料サブスクのストリーミング再生回数が公開されてればいいんだけど、SpotifyやらAppleMusicやらを総括したチャートってどっかにあるのかな。あたしが知らないだけなのかな。ビルボード・ジャパンでストリーミング再生回数が累計で「紅蓮華が二億回突破、マリーゴールドが三億回突破、Pretenderが四億回突破」とかのニュースを読みながら、今のヒットってこういうスケールの数字を相手にしてるんだよねぇと溜息を吐くのだった。

CDアルバムで日本史上最高記録、ダウンロードで(一時的にだが)世界最高記録を叩き出した宇多田ヒカルブランドにはストリーミング世代でも一丁ド派手な数字を叩き出してみて欲しい、なんて思ってるリスナーも在るかもしれないねぇ。この感じだと10億回再生行かないといけないけど、そうなると国際展開できるメリットを最大限利用することになるかなー……

……いかん、今はそこまでこの話題に興味が無い感じがついつい出てしまった。あクマまでも、“相対的に”ですがね。全く興味が無い訳ではなく、『Laughter In The Dark Tour 2018』で観たパフォーマンスが圧巻で、新曲も出す曲出す曲何れも素晴らしいのであんまり数字にプライドを補完して貰う意義が見い出せていないのかもしれない。自宅で作業出来てるし、いいトラック録音出来てるしな。

でも、そういう個人的な今の関心の傾向を度外視すると、やはり基本的には次から次へと新しいファンを開拓していかないと活動が先細りになっていく危険性が出てくる訳で。特にヒカルは音楽を仕事として、家業としてみているので、商売にならないのなら廃業してしまうかもしれない。もっとも、自分ちで音楽に取り組む作業自体は変わらず営み続けていそう。もしそうだとしても、こちらに対して音楽を紹介してくれなくなる。市場での価値が失われたとしたら。そうなってからでは遅いので、ある程度売れてては欲しい。でも売れ過ぎるとチケットが取りづらくなるのでほどほどがいいやね。

そう、宇多田ヒカルがどれくらいの認知度と人気でやっていくのが私がいちばん幸せでいられるのか。それはしっかり考えてみないといけないかもわかんないね。いや、私だけではなく皆さんもなんですが、こんなワガママな問題設定をもないなと思ったので。いやはや、どこまでも勝手なお年頃ですわ。