無意識日記々

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マネスキンをマネする気!?(※無いです)

『Find Love』が解禁になった暁には、いつも通り普段AFNを聴く時間を増やすつもり。あれです、アメリカン・フォーシズ・ネットワークっていう、在日米軍の在る地域で流されてるAMラジオですね。とはいっても、今はAFNのアプリがあって多分地域識別するプロセスが無いから世界中で聴けるんですけれど。早い話がアメリカの兵隊さんが日本に来ても自国の音楽が聴けるようにっていうこった。AMだから音質は不問として、洋楽ファンにとって選曲としてはいちばん便利な放送局なのです。そりゃそうだ、アメリカ基準なんだから。

いつかそこでUtada Hikaruの曲がかからないかなぁと思って早十数年。『Come Back To Me』ですら一度も遭遇できなかったのだから、まぁ他の曲では無理ですわな。幾ら近年、宇多田ヒカルがiTunesStoreUSAランキングで1位だ2位だと言っていても、AFNで掛かる曲は現在と過去のTOP10ヒット級ばかりなので、とてもじゃないがまだまだ無理。『Come Back To Me』がラジオで千回かかったといってもローカルのリズミック専門局での話でしたので。今までの状況を考えると、AFNから『Find Love』が掛かる機運は薄い。

ただ、今年はあのマネスキン(Måneskinの日本での表記。本人たちの発音はどう聞いても“モーネスキン”。)がAFNから流れてきてるのですよ。イタリアのロックバンドで今年のユーロビジョン・ソング・コンテストの優勝者。普通ユーロで優勝しても欧州での人気に留まるんだけど今年は違った。グローバルチャートで1位をとるまでになった。何が凄いって、曲の半分がイタリア語なこと。曲タイトルも。ようそんなんでブレイクしたどな。その上そのスタイルは最早時代遅れですらない化石タイプなハード・ロックで。一発屋に終わったとしても今年の大ヒットは凄いんですよ。日本盤CDの発売は10月なので、日本のFM局から流れてくるのは来月がピークになるかな??

そんな彼らがAFNから流れてくるのはそら妥当は妥当なんだが、まぁなんだ、つまり、スタイルがとむうとか、英語詞曲かどうかって、グローバルチャートが普及した現代だとブレイクするにあたってはそんなに関係ないのかもしれないなと。BABYMETALだって日本語曲メインだったし。ただ、Utada Hikaruの場合、地元の人かと思った路線で行く方が本望かもしれないからねぇ。そこはヒカル本人の志向・嗜好次第ですかね。

ひとまず、『Find Love』については、資生堂の守備範囲からしてアジア全体のマーケットを視野に入れるのが妥当だろうから、この曲が動き出すのは、アジア圏の国際的な安定が見えてからになるのかな?という事も考えとこうかといったところで、AFNから流れてくるような事は直ぐにはなさそう、か。アジアでブレイクして、それがグローバルチャートに波及して……というのも、あるかもしれないけどねぇ。そんな妄想を繰り広げながら、いつも通りフル解禁待ってますですよ。