無意識日記々

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ヒカルさんが肯きそうな政策って何?

てことで、未成年の読者の方々には興味が余り興らないかもしれないが、今週末日曜日は参院選投票日だ。既に投票を済ませた人も多いし昨今の状況を考えると「投票期間最終日が今度の日曜日」とでも言い換えた方がええかもわからんね。

政治の話は、他の興味で集まったクラスター内ではなかなかしづらいもんでねぇ。折角仲良くなった人でも応援する候補が違ってたりしたら気まずかったりね。まぁそれってネガティブキャンペーンがなかったらスポーツで応援するチームが違う程度で済む筈なのだけど、現実の選挙戦が「なじり合い」になっゃってるので悲しい絵空事よな。

という中で政治ネタを語るとしたら、こんな切り口はどうだろ?

【「宇多田ヒカルがまたこの国に住みたい!」と思える政策って、何???】

何しろヒカルさん、ロンドン在住なのだ。東京やニューヨークよりロンドンの方が魅力的に映ったという事実は最早覆しようがない。(仮想的に)それを翻意させる為にはどんな政策が新たに必要か? 幾つか考えてみた。

・ノンバイナリが生きやすい

これは必須でしょう。昨年のノンバイナリ発言、ノンバイナリ宣言が話題になったヒカルさん。遂にジェンダー問題の当事者になった訳だが、では今のこの国の政策がセクシャルマイノリティに対して優しいかというとね。同性婚ですら実現しない社会でそこから更に多様なジェンダーに対してはそりゃ冷たい。ここが改善されないと日本に住む気は起きないだろうね。

・シングルマザーに優しい

これもヒカルさんは当事者ね。ヒカルさんくらいの富を持っていればシングルマザーだろうが何だろうが大丈夫でしょ?と思われるかもしれないが、制度上そもそもひとつの家族の在り方としてまともに認められていないのが怖い。いつその在り方が糾弾されるかわからない(というか既に実際にシングルマザーの人達は苦しんでるんだが)社会に身を置くというのは、有名人だろうがお金持ちだろうが生きた心地がしないだろうな。他人に家族の在り方を押しつけられないよう徹底して個人の生き方を尊重できる政策が必要だろう。

報道被害から身を守れる

コレも必須よね。これは有名人に限ったことではなく、一般人であっても、ひとたびマスメディアに取り上げられたら身の危険を感じさせられるのが現況だ。インターネット時代は、表現の自由報道の自由は互いに相反する概念にならざるを得ないので、前世紀までの報道の自由の概念を改変し、個々人の表現や身の安全が守られる政策が実現しないと、ヒカルさんは日本に住む気になれないだろうね。ロンドンはきっとその点マシなんだろうな。

・熊害対策

これは異質だが10年前かなり真剣に考えていたテーマなので外せない。どうやって野生動物と平穏に共存できるかは大きな課題だろう。無闇に駆逐すればよいものでもないし、放置して人間に被害があれば本末転倒だ。こういった野生動物に対する政策を掲げている人はなかなか居ないが、もし居たらヒカルさんから直々に支援されるかもしれないね。

幾つか挙げてみたが、もし貴方が今度の選挙で投票先に迷っているのなら、上記の点を考えてくれている候補者に一票投じるのもアリかもね。LGBTQ+に理解のある人、或いはその当事者の方(カミングアウトした人)、シングルマザーをはじめとした多様な家族の在り方に理解のある人、熊などの野生動物との共存を模索してる人…これ、こういったワードで検索してもなかなか実際の候補者に辿り着けないのよねぇ。とはいえ、あたしはこの日記で特定の候補者を応援する気は無いので具体的なお名前は出しません。特定の政策について支持することはあってもね。そこらへんは、あしからずご了承くださいませm(_ _)m