昨日のヒカルさんの一連の投稿はややこしいわねぇ。まとめとくか。
まず、Instagramへの投稿。
『@kuma_power : エレベーターで一緒になったベロベロの酔っ払いが身に付けてたレイをくれた(ロンドンです)。
A wasted lady on an elevator gave me this lei she was wearing (yup, in London).』
https://www.instagram.com/p/CgH9xTePIJ7/
次に、ヒカルさんがそのお報せをTwitterに投稿。
『@utadahikaru:エレベーターで一緒になったベロベロの酔っ払いが身に付けてたレイをくれた(ロンドンです)。
A wasted lady on an elevator gave me this lei she was wearing (yup, in London).』
https://twitter.com/utadahikaru/status/1548745495148912640
文章はInstagramと全く同じだね。まぁここまではいつも通り。
ここからがややこしい。
まず、Instagramのそのヒカルさんの投稿に、ヒカルのフォロワーさんからコメントが入れられる。
@ericv0214 : Looks like someone getting lei-ed.
そのコメントに今度はヒカルさんが返信。
@kuma_power : dang, yes I got lei-ed !
この遣り取りが、御覧の通り英語なのよね。なので、今度はTwitterでヒカルのフォロワーさんからこんな質問リプライが投稿される。
@yukimaru_Hikki : この洒落?ってどう意味なんですか
https://mobile.twitter.com/yukimaru_Hikki/status/1548798258197430272
↑のInstagramでの英語の遣り取りの画像を添付してね。んでそれに対してヒカルさんが引用リツイートを返してきた!
『@utadahikaru : “Get laid”は性交すること、特によく知らない人とか狙ってた人と「やれた」みたいに使われる(女の人はあまり使わないかも)軽薄なスラング。
それにかけてレイをもらったことを、この人が瞬間的に造語で”get lei-ed”(「レイを受けた、レイされた」的な意味で同じ発音)って表現した秀逸なダジャレです🏻』
https://twitter.com/utadahikaru/status/1548805985426321408
ご丁寧にもメガネっ子女教師の絵文字を最後に添えて。英語の授業なのね。いや実際の授業でこんなことレクチャーしてくれるかどうかは知らんが。
…というのが、昨日の一連の遣り取り。つまり、主な登場人物(?)は、
・宇多田ヒカルさん
・ヒカルさんにレイをかけた人
・ヒカルさんにInstagramでコメントした人
・ヒカルさんにTwitterでリプライした人
の4名になりますかな。InstagramとTwitterを跨いで話が進んでるんで、ちょっとややこしいのよね。
あと、「ヒカルさんにレイをかけた人」が、日本語部分では『ベロベロの酔っ払い』と性別不明で書かれてるのに対して、英語では『A wasted lady』=「泥酔した女性」と性別が判明してるのも誤解?を招いたかもね。日本語だけ読んだ人が屈強な男性の泥酔者想像してたら、場面の緊迫感が全然違うもんねぇ。イヤ勿論、"A Wasted Lady"が屈強な女性だったケースも有り得る訳ですが、こういう時って「典型的な姿」を思い浮かべがちですからね読み手って。
そんなところに持ってきて「英語の駄洒落」というハードルのやや高い話題を取り上げてくるだなんて、そりゃ混乱しますわね。次回は落ち着いてそこんとこを振り返ってみますか。