無意識日記々

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いるまくんの、ゆいいつむにのみりょくをかたるぞ!

@utadahikaru : 息子と一緒に「魔入りました!入間(いるま)くん」にハマる

posted at 2022/10/20 01:24:59

https://twitter.com/utadahikaru/status/1582769791671992320

深夜1時のHEART STATION TIMEに何を呟いたのかと思ったら、なんとびっくり入間くん! メチャメチャ驚いた!

というのも、拙者最近FFさんであるくらげちゃん @kurage_power に熱烈に推されてこの作品(のアニメ)を観始めてたとこだったんすよ。だからあんまりにもタイムリーで! どうしてヒカルさん、同じ時期に同じ作品にハマってくれるかな!(大歓喜

同作は週刊少年チャンピオンで2017年から連載されている漫画作品。2019年からはアニメ化されている。ETVで。そう、「不滅のあなたへ」と同じETVで! こちらは土曜夕刻の放送で、現在ちょうど第三期の放送が始まったところ。

古今東西の名作に詳しい博識のくらげちゃんがなぜこんなETVのこども向け作品を「生涯で一番!」の勢いで勧めてくるのか、最初はよくわからなかった。見るからに幼稚な絵柄だし(失礼な!(笑))、演出も如何にも2000年代深夜アニメの残党っぽいB級コメディ系で、まぁ監督がふでやすかずゆき(筆保一幸名義)だから、ミルキィとか邪神ちゃんみたいな感じで楽しく観れるのかなと思ったらさにあらず! いや勿論テイストは絵柄から予想される通りのコメディ・タッチなのだが、世界観設定と物語の組立がやたら硬派でな! それを感じさせないための演出っていう感じだわ。いやはや、ここまで作品テイストを絵柄で目眩まされたのは「魔法少女まどか☆マギカ」以来…いや、「無能なナナ」以来だろうか。コンセプトはそのいずれの作品とも異なるのだけれど。

なので、ぼーっと流してこどもたちがキャッキャ楽しんで観てる分には単に微笑ましいだけで済む。実際、キャラクターは悉く戯画化されていて小さい子でもとっつきやすいだろう。サリバンの声優の人選だけは未だに解せないが!(笑)

しかししかし、設定とキャラクターの組み合わせが絶妙な為、システムとしてストーリーの組立がかなり緻密に仕組む事が出来ていて、何話か観進めるうちに「そういうことだったん!?」と驚かされる事も多々あってな。その上であクマでも基本テイストのB級コメディタッチは失われることなく。ここらへんが、オープニングだけフェイクで後はシリアス一辺倒になった「魔法少女まどか☆マギカ」や「無能なナナ」とは一線を画する。その為何が違うかといえば、喜劇漫画の金字塔「こちら葛飾区亀有公園前派出所」同様、システムに乗っかって幾らでも新しい物語を紡いでいけるのだこの「魔入りました!入間くん」という作品は! もう原作漫画は既刊29巻だって? さもありなんだよ!

あ、なお、「入間くん」は「鈴木入間(すずき・いるま)」くんで、ファーストネームなのよねこれ。勘違いしそうなことですが。それはさておき。

ヒカルがこの作品に食いついたというのは興味深い。もしかしたらキッカケはダヌくんだったのかもしれないが(ETV土曜夕刻のこども向けアニメ作品だからね。日本滞在時にハマったのかなぁ?)、そこから『一緒にハマる』というとこがね! ヒカルもこの作品を大いに気に入った訳だ。そして、それがもし、この作品のその「継続性の頑強さ」に触発されてのことだったら、かなりこれは嬉しい事態だ。だって今のヒカルが「こどもにも親しみやすくて、しかし内容は骨太で、その上これを末永く続けることができる」ことに価値を見出してくれてるってことなんだもの! アーティストとしても、暫くは継続して活動を、アウトプットをしていきたいという意志がなければこのテイストには反応しないんじゃないかな。そう思いましたわ私は。

にしても、くらげちゃんには感謝ですたい! お陰でヒカルさんと同時期に同じ作品にハマることが出来ましたよ。貴女の慧眼には敬服致しました。ありがとさんね(^人^)