で昨日からその『40代はいろいろ♫』の360R受付が始まったのだけど、
「なんか新しく機械要るの?」
と疑問に思う人も在るかもしれない。それについては、
「要らんよ。」
というのが答だ。スマートフォンとイヤホンかヘッドホン持ってたら大丈夫。貴方がこのブログを読めてればOKだ。OSのバージョンとかややこしいこと書いてあるけど2022年に条件に当て嵌まらないスマホやガラケー持ってる人は逆に機械に詳しくないとやってけてないだろうからそちらも細かい説明は要らないだろう。
となると、
「じゃあなんで立体音響なんて出来るの?」
という疑問が次に湧く。なんかいい音で聴けるらしいのに新しい機械は要らないなんて都合よすぎないか?と。それにはこんな理由がある。
「耳の写真撮るから」
これなのだ。この奇妙で面倒な手順によって立体音響は威力を発揮するのだ。
360Rは専用アプリをインストールして、ひとりひとりが耳の形を登録することで、ひとりひとりにカスタマイズ(オーダーメイドと言った方が近いか?)された音声を微調整して立体音響の精度を高めてくれている。耳の形状の情報をアプリが分析して立体音響をアプリレベルで制作してくれるので、新しい機械は特に要らないという訳だ。
この説明でも「よくわかんないな?」となるかと思う。人間の両耳で立体感…つまり、音を出す源までの距離と方角/位置関係を把握する感覚を認識するのに、外耳の形状が重要なのだ…けど、うん、確かにその説明始めたら日が暮れるね。やめとこ。
まぁそんなこんなで(…投げましたね?)、ヒカルがまるで自分の身の回りに居るような(360度!)現実感で(Reality!)その歌声を聴く(Audio!)ことが出来るんですのよ幸運な1万人は! スマートフォンとイヤホンorヘッドホンを持ってる人は応募するがいいさ。…って下手にオススメすると競争率が上がるな…。
ただ、これヴォーカル1本だけだと立体感の恩恵はなかなかわかりづらい。やはり、「右耳の耳元で囁いてくれる」とか「足元から話し掛けられる」とかの体験をして初めて立体音響の恩恵だと認識できるので、『40代はいろいろ♫』に関しても、やはり何らかの企画が要るだろう。
すぐ思い付くのはダミーヘッドの活用だろう。こちらはもうドルビーアトモスや360Rといった立体音響規格が動き出す以前からある録音の方の技術で、上記のような「耳元で囁いてくれる」感覚を普通の再生装置用に録音してくれる優れ物だ。その手のCDを買ったことがある人もいたりするかな。
でも、それをヒカルさんがやるの?? わざわざスタジオにダミーヘッド用意して?? そういうニーズは…いやあるにはあるけど公式という感覚はないぞ(笑)。どちらかといえばコアなファンがこそこそ隠れて愛でる愛で方であって、全世界に生配信する企画でやるこっちゃないよなぁ。インスタライブでもギリギリだろう。それに昔からある手だから新鮮味もないし。
となると、やっぱりトーク部分じゃなくて歌のパフォーマンスで立体音響を聴かせてくれるのが有難いわね。というか、それを期待するのが大多数だろうね狭い界隈の性癖に気を取られてる場合じゃない(笑)。しかし、となると、ならばどんなパフォーマンスが考えられるかという話は長くなるのでまた次回かな。