Hiron@kukuchang がこんなことを呟いてた。
@kukuchang : 「Autumn in New York」見てたらUtadaの「Me Muero」急に脳内再生されてきたよね。
https://twitter.com/Kukuchang/status/1656089049638260736
「ほう？」と思ってクレジットを見ると「出演：リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー」とあって「ああああああ！」っとなった。ああああ、そこだったのかぁっ！？
いやね、そうなのよ、UTADAの『Me Muero』には確かに
『Should I go Wynona Ryder』
っ歌詞が出てくるのよ。ウィノナ・ライダーの名前が。しかしあたしゃここの歌詞を「スキャンダラスな女優の私生活について述べるのかな」とか思ってこの14年間ずーっとスルーしてきてたのだ。そうか、出演作の中身の話ってことも有り得たか…！ うっかり全く気づいていなかった。
実際、ウィノナ・ライダーは、Wikipediaにも書いてあるけど過去に「境界性人格障害」を患っていたようだし、2001年には窃盗容疑で逮捕されている。いや犯罪が何の関係あんねんと言われそうだがこれは現代では「窃盗症」と呼ばれる立派な（？）疾患なのだ。ちょうどNHKが特集組んでたわ。
https://twitter.com/nhk_radio_news/status/1656426721959358464
めちゃ雑に言えばウィノナ・ライダーは若い頃「病んでいた」。だからこそ、“I'm dying."～「私もう死にそう」という意味の『Me Muero』のタイトルを持つ歌に引用されているのだろうとなんとなく（つまり、特に追究することなく）漠然と思っていたのだけれど、出演作のストーリーとは考えが及ばなかったわ。
当時のUTADAのインタビューではここの所を突っ込んだ問答はなかったように思われる。『FYI』に出てくる「ピカード艦長」のように「歌詞に出てくる固有名詞のうちのひとつ」としては取り上げられていたが、そこまでだった。宇多田ヒカル名義では個人名が歌詞に出てくるのは非常に珍しいことだが（ビートたけしくらい？）、UTADAでは『EXODUS』の『Animato』にレッドツェッペリンやらエルビスプレスリーやらフレディマーキュリーやらが出てきてたしそこまで違和感もなかったので。当時のファンサイトでもそんな話題出てたかなぁ？ 記憶に無い。もし何か覚えてる方いらしたら教えてくれると有難い。
もしかしたら14年越しで初めて歌詞のテーマと引用元参照元が露わになるかもしれなくて柄にも無く興奮している所です。兎に角、更に細かい話は今夜にでも映画を観てから、だな！
