無意識日記々

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蠱惑の鎖骨は一旦置いて

あー…(放心状態)…何から話を始めたらいい?

いやもう新曲発表、映画封切、テレビ出演と立て続けにかましてくれたものだから、こっちのリアクションが追い付かなくってだな。まーテレビに関しては夜8時台だったし、これから見逃し配信を観る人も多かろうから後回しにするか。

で俯瞰してみると、面白い事態な訳よ、『Gold ~また逢う日まで~』を取り巻く状況は。

ひとまず、各配信販売でチャートの1位を獲っていて、注目度の高さはよく伝わってくる。昔と違って残酷なのは、ここからサブスクでどれだけ聴いて貰えるかで人気の程が明らかになってしまう点なんだけど、それはもうちょい先の話だわね。一方映画は、週末の興行収入が前作、前々作を上回るペースであり今年の実写邦画No.1ということでこちらも話題性十分。

ほいで曲も映画も、TwitterXのハッシュタグ斜め読みしただけだけど、どちらも大変好評で、まぁこのコラボレーションは間違いなく大成功と言って良さそうだ。

そもそも、宇多田ヒカル知名度は未だに凄まじいんだなと、昨夜のCDTVLIVEを観て思った。あんなに引っ張るとはね。昨年の視聴率も良かったのだろうな。何しろ「キングダム」シリーズは日テレの出資だからTBS系列がこの歌を推しまくる理由が無いのでね。

でも、実際に映画のエンドロールを観た人は、かなりの人が「別にこの歌でなくても」と思ったのでない? それは同時に「別にこの歌でもいいんだけど」でもあるのだけど。

そもそもヒカルは『Gold ~また逢う日まで~』に関しては、昨夜のテレビでも話していた通り

『今の私が思う幸福とはなにかの歌』

と語っているのだ。はてさて、「キングダム 運命の炎」はそんな語り口の映画だったか? うーん。

ヒカルが昨夜話した所によると、「父に原作漫画を勧められて読んで面白かったから御縁を感じて」このオファーを受けたようだが、同時に「作曲のままならさな」についも仄めかしていた。そこの機微を探っていくのが、無意識日記に私が求める役割だわね。ここらへんの「わからなさ」が何なのか、のんびり追究していきますわね。

ただ、コラボレーションの相性のわからなさ云々より、「この関係性のお陰で『Gold~』が生まれた」という嬉しい事実は揺るぎようがないので、どんな話の展開になろうと結論は「よかった」でしか有り得ない事は、先に予告しておいて構わないな。いい歌に逢えたのでそれでよし。私はそれで満足ですよ。