無意識日記々

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お歌の出演は20:10過ぎ辺り

CDTV ライブ!ライブ!」への出演が無事終わりまして。って収録だから無事に決まってるよって言われそうだけど、いつ放送事故に巻き込まれてTverの再配信が危うくなるかわかったもんじゃないからね。2時間番組なら2時間全編注意しとかなきゃいけないのよ?(やれやれ)

さて今回は番組全体にわたって結構な露出具合だったようで(衣裳もだけど!w)。19時半過ぎから「宇多田ヒカル1位の曲だけヒストリー」とかいうのを流して下さいまして。チャートで1位を獲った曲を『Automatic』から『君に夢中』まで、TBSの出演映像を中心に流すとかいやかなり粋な事をしてくれてさ。トークは20:05辺りからたっぷりと。お歌は20:11位からか。

んで今回はお歌に絞ってお話を。いや吃驚したね。テレビ初披露で「スタジオバージョンより熟れてる!」って明らかに判るの初めてに近いのでは? あぁ、『Can You Keep A Secret?』や『Beautiful World』なんかも良かったけども、そういうのの中でも一番の出来ではなかったか?

レコーディングって細切れで収録することが多いので(Skrillexなんかワンフレーズずつ出来たそばから録音していったらしいし…そんなことしてるからミックスをミスったんでないの?)、我々が完パケを聴けているからといって必ずしも本人がフルコーラスを通して歌ったことがあるとは限らない。ましてや、人前で披露出来る程迄に仕上げてくるのは、作詞作曲編曲と録音までとは全く別の過程が必要だ。いや勿論、それまでにライブでずっと披露してた曲を初めてスタジオ収録するとかいうケースなら別だけど、ヒカルはそういう活動形態ではないからね。

それが今回は既にもう明日にでも生ライブ・ステージで歌っても大丈夫な所まで仕上げてきていて。見せる動きという点ではまだぎこちないかもしれないが歌唱はもうスタジオテイク以上というか。何しろ目線が安定していて脳内で探りを入れる時間帯が見当たらなかった。ヒカルにしては本当に珍しい。

勿論歌唱は口パクではなく映像の通りの歌声で、もしかしたらワンテイクかツーテイクくらいでOKが出たのではないかと思わせる位の余裕を感じた。ミケランジェロ撮るのにテイク8まで重ねた人がねぇ…いや、わかんないけどね。

そいでしっかりスタジオテイクとは異なる節回しも方々で聴かせてくれてこれまた嬉しいことといったらない。まだ1回しか聴いてないから細かい指摘は避けるけど(思い込みってあるもんだからね)、「これだったらスタジオ・バージョン(配信音源)聴いてればいいや」ではなく、「こっちもとっかえひっかえ聴きたい」と思わせてくれるテイクをテレビでパフォーマンスしてくれたって事実だけでもうご飯何杯でもいけるよ…ってここでは「発酵惑星何箱でも食べれるよ!」って言うべきなのかなこれからは!?(…そんなことありませんよ?)

「見せる動きはまだぎこちない」とは言ったけれどそれはツアー終盤の仕上がった状態に較べて、というレベルの話であって、例えばバラード・パートからリズム・パートに推移する際スタンド・マイクからハンド・マイクにスイッチした瞬間のあのアクションなんかは非常に堂に入っていて、ココを実際にコンサートで披露したら最前列付近で何人か卒倒しやしないかと今から心配になったぞ。皆にはしっかり耐性をつけて貰った上で、是非生ライブでも披露し欲しいわ。…となるとこの『Gold~』、コンサートのオープニング・ナンバー候補か早くも? エンディングもカットアウトなのでそのまま2曲目に雪崩れ込みやすいしな!(※ 妄想の先走り振りが甚だしい人ですね)

注目の『おととい来やがれ』の歌い方とアクションだが、こちらは随分大人しかった。だがこれでいいのだ。また詳しく解説するが(先日ちらっとツイートしちゃったけども)、あそこは「可愛げを込める」のが味噌なので、そこらへんもヒカルさんきっちり整理してパフォーマンスに挑んだとみた。この仕上がり具合を考えると、この夏の間にまたどこかで何らかの形でパフォーマンスを観られるんじゃないかと期待が高まりますわっ!