Goldはテレビ出演多かったねぇ
(そうか、もう「PLUTO」は来月配信開始か…まだ主題歌の発表はないな…でもこの空気感だと限りなく可能性はゼロに…いやいや、決まるまでは諦めずにいようか…)
それはさておくとしても。次の稼働までどれくらいのインターバルになるのやら。今のうちに取り零しているインタビューなどをチェックしておいた方がいいだろう。特にAmazonのセットリストは9月19日までの限定公開なので先に…って私も「限定」に釣られてしまうタイプだったのか。聴きたいのから聴いていくのがいいやね。人生の時間は有限なのだわ。
にしたってこの露出の多さは事前には全くの予想外で。昔からヒカルが、特に「TVで歌うかどうか」は予想が難しいからねぇ。
例えば2002年の『DEEP RIVER』はアルバムとして年間1位、シングルも両A面含む4曲が年間トップテンに入る大ヒット満載の1枚だったのだが、シングルリリースされた5曲のうち『FINAL DISTANCE』『光』『traveling』の3曲は当時の地上波テレビで歌っていない。
といっても、歌われなかった事情はそれぞれ様々で、『FINAL DISTANCE』は附属池田小事件への追悼もあり、テレビでのプロモーションは敢えて行わないという方針があった。一方『traveling』と『光』は単純にアルバム制作中でスケジュールがなかったからで。もうこの頃には作詞作曲のみならず編曲やプロデュースの役割も担っていたのでスタジオを離れる事が出来なかったのだ。
しかし、だからこそというべきなのか、『traveling』と『光』に関しては発売当時もそれ以降も、どのテレビ局も紹介する時にはプロモーション・ビデオを流すことになるので、宇多田ヒカルのヴィジュアル・イメージの中で「トラベ宇多田」と「皿洗い宇多田」は大きな位置を占めるようになる。特に前者はミラクルひかるもずっとその格好をしてるくらいインパクトが強かったわね。
まーそれを言ったら『Automatic』が一番なんですけどね。特に最初の半年、1998年12月~1999年5月の間はキャリア中最もテレビで話題になっていたのに一度も地上波テレビに出演したことがなかったから各局とも映像素材に乏しくてずっと『Automatic』と『Movin' on without you』のプロモーション・ビデオを流さざるを得なかったのです。お陰ですっかり「中腰宇多田」がお馴染みになってしまったと。
そういう意味では今回『Gold ~また逢う日まで~』に関しては、各局にテレビ出演したことで曲のヴィジュアル・イメージが映画の方にもっていかれなくなりそうでよかったのかもしれへんねぇ。ま、それはそのうち歴史が教えてくれるですかね。