無意識日記々

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お祝花回顧その2

お祝花回顧その2

前回はテレビ番組「笑っていいとも」にファンサイト連名でお祝花を掲出した話をした。では今回はコンサートに花輪を送った話を…と思ったけど当事者の皆さんが次々と語ってくれたので、あたしゃそれをコピペして済まそう!

そもそも、なぜコンサートに贈った花が話題になってるかというと、

『今回、色々な方から沢山素敵なお花を頂きましたが、インパクトとクオリティーの両面において、こちらのお花がひと際輝いておりました →  http://twitpic.com/3efrwc

posted at 2010/12/12 18:23

https://twitter.com/utadahikaru/status/13886745611341824

と、ヒカル本人から直々にお褒めの言葉をうただいたからなのだ。こんなこと、そうそうあるもんじゃない。ここで大事なのは、ご覧の通り『インパクトとクオリティー』。この2010年の『WILD LIFE』まで、花輪がくまというケースを、ヒカルは観たことがなかったのだどうやら。あのくまくまクマクマ言ってるヒカルが知らなかったのだから、世の中に全く無かったか、あったとしても相当にレアだったのだろうね。発案者の相方であるSACKY(故人)は当時次のように語っている。

「ヒカチュウ達で贈った花輪、なんとくまちゃん(Hikkiはくまが大好き)!!相方がデザイン発案、他の仲間が手配に奔走してくれたそうです。最初「くまを花輪で表現出来る?」と相方から相談を受けた時に「今まで動物をかたどった花輪をいくつか見てきたけど出来が残念なのもあったよ、言われなきゃわかんないみたいな…。それにくまの色って花では表現できないんじゃない?」と不安げに答えたのですが、クオリティの高い仕上がりにびっくり!!!天然のお花の色でこんなにリアルにくまちゃんを表現できるなんて…!!これは相当腕の良い業者さんに手掛けてもらったんだね~素晴らしい☆

この花輪にだけ写メが集中して混雑してました♪そんな様子を見て相方はニマニマ(・∀・)」

http://misakichi0404.blog108.fc2.com/blog-entry-1298.html

ミサキチブログ懐かしいな。ここはもう13年前か…という感慨はさておき、ニュアンスが伝わっただろうか。(なおヒカチュウというのは皮下注射のことではなく「宇多田ヒカル中毒」の略。Hikkiファンのことね。) つまり、ここらへんの仲間内の会話からそもそもの「くまの花輪」という発想が出てきた訳である。早速、その相方さんであるMikihhiの発言も引用しよう。

「以前別のライブで猫か何かの動物の顔を模した花輪を見たので、

そんな感じでクマ花輪を作るのはどうだろう、と提案しました。」

https://twitter.com/Mikihhi/status/1723847202274005445

「そうだ、しょこたんライブで猫花輪だと思います。

ちなみに言い出したのは自分ですよ!」

https://twitter.com/Mikihhi/status/1723849244019146930

ということで、このMikihhi発案の「くまの花輪」という前代未聞のアイデアが、ヒカルが言うところの「インパクト」の部分だったのです。

では「クオリティー」の方はというと。ここはすーさん@sususususu_san にご登場願いましょうか。

(前略)

「その中で見つけたのが神奈川県にあるお花屋さん 「and flower」さんを見つけて連絡を取ってみました。

既に立体的なお花を創作されていたので、相談してみました。

当時は「くま」のお花は無かったのですが、快く快諾していただき、そこからくま輪のデザインを考える事に。」

(後略)

https://twitter.com/sususususu_san/status/1723840618949222485

流石Twitter Blue、字数制限に阻まれることなく語ってくれました。ディテールについては「後略」部分のツイートを読んで貰うとして、要はアイデア自体が前代未聞だった為出来合いのものを注文できなかったので、いちから花屋さんと作り上げていったというわけ。そこですーさんが並々ならぬ力を注いでくれたので、ヒカルに『クオリティーが一際輝いておりました』と言わしめるほどの仕上がりになった、とこういう経緯でございました。

いかん、だいぶ端折ったのにそれでもかなり長くなったな。あのくまの花輪をひとつ掲出するのにかなり大変なプロセスがあったのだと、そういう裏側を知って貰えたら嬉しいと思う私なのでした。にしたって、宇多田ヒカル直々に褒めてくれるって、改めて凄いよねぇ?