無意識日記々

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『Electricity』地球降臨準備開始。


てことで、@Hikki_Staff から特に何の告知もないので、伊藤忠商事のHPに行ってCMを観てきた。なるほど、「エレクトリシティ」ていうてるな。最後のナレーションはヒカルだな。


でもこれTVで流れてきて反応できた自信はないなぁ。最後の


『「おかげさまで」が、

 地球を回す力になれば

 いいのに。』


の一言で漸く「んんん!?」ってなりそう。喋り声にはギリギリ反応できるかな。


ってか、曲なんて殆ど聞こえへんがな! 多分、『One Last Kiss』と『BADモード』の間くらいのサウンドなんだろうと思うけど、現時点で語れることはあんまりなさそう。もうちょい聞かせて欲しいな。30秒バージョンもあるだろうから、それ待ちか。「それでも町は廻っている」じゃないぞ? それは「それ町」だ。あと、いま廻してるのは町じゃなくて地球だもんね。…何の話なんだか。


私としてはテンションが上がったのがヒカルから「おかげさま」というフレーズが聞けたこと。いや別に初めて言った言葉でも何でも無いと思うんだけど、ご存知の方も多いと思うが自分のハンドルネーム「 i_ 」のアンダーバー部「 _ 」は「影」だからね。(なおどうでもいい豆知識だが、フォントがないからアンダーバーを使っているけど本来ここは後ろに倒れた「1」だったりする。「寝た1」か。まぁ本当にどうでもいい。)


そんな名前を持っているからヒカルが「かげ」と口にするとちょっとテンションが上がるのだ。しかも「かげさま」だなんて敬称つきで呼ばれると大変気分がいい。誰も呼んでないってか。その通り。てかどちらかというと敬称より呼び捨てや愛称で呼ばれた方が親しみがこもってていいやね。やっぱりヒカルとは少し距離を取られるより馴れ馴れしいくらいの方が嬉しいよねぇ…



…こほん、あらぬ方向に話が進んでいるので軌道修正。『Electricity』のサウンドは、一言で言えば「ミラーボールの似合う音」だろう。遠くに聞こえるアコースティック・ギターのカッティングが『Celebrate』や『BADモード』を連想させる。間を縫って繰り広げられる独特のシンセの音色は『One Last Kiss』と同じ感性が窺え、今回のクレジットにもA.G.Cookの名があるのかもしれない。


てことで、『Electricity 』は完全に「ライブ向け」に作った曲なのだろうな。シンプルなリフレインを、会場では観客に歌わせるつもりなのかもしれない。皆さんも、同曲がリリースされたら歌う練習を…する前にチケットを当てないといけない人がまだまだ沢山いるんだが!(涙目)


そしてベストアルバムでの曲順はGoldとマルセイユの間ということで、Goldの後半でテンポアップした後そのままイケイケで終わるのがラストの構成なのかもしれない。勿論ここ数年の宇多田ヒカルは曲展開の独自性が傑出しているので今回も「フルコーラス聞いてみないとわからない」と警戒心を強くする人も多いのかもしれないが、この『Electricity』に関しては裏の裏、一周廻って素直な曲展開になってるってオチ、そろそろ来そうじゃない? 観客に歌わせるのにリズム構成が複雑で手拍子もままならないんじゃどっちらけるもんね。兎も角、まだ全貌が明らかになってないどころか殆ど聞き取れていないのだけれど、もう既に「高揚感の火種」みたいなものをこちらに置いてくれている『Electricity』のチラ見せでしたとさ。宇多田ヒカル初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』、店頭に並ぶまで、あと2週間となりました。