無意識日記々

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「書く」ということでいちばん大事なのは才能でも知識でも技能でも知能でもなく、腕なり口なり足なり瞳孔なり、なんでもいい、それとわかる、文字に変換することができる運動を生み出す力、即ち体力である。どれだけいいことを思いついても、一日のうちに凄まじい長さの長編小説の概要を脳のうちに顕現させていたとしても、それを“書き下す”ことができなければなんにもならない。タイプライターとワープロの出現以降、文字を書くスピードは格段に早くなった。或いは現在なら自動機械口述筆記もかなりのところまで進んでいるかもしれない。そのうち脳波を細かく検知してとんでもないスピードで文章を書けるようになるかもしれない。そうなると読者の方も小飼弾氏くらいの速読術をもっていないと、書き手のスピードについていけず長編小説を生きてるうちに読み下すことができなくなるかもしれないが、それはちと未来に妄想が飛び過ぎだとしても、とにかくいずれにせよ現時点では書き下す体力が必要だ。自分も、昔はよく長文を書いたものだがそのとき一番つらかったのは型の筋肉の疲労である。筋肉痛によって書くことが妨げられる事態はなるべく避けたい。腱鞘炎には「カリウムが効くんだ」といってリッチー・ブラックモアだかイングヴェイだかがバナナを勧めていたが、あ、結構な地震だ、なかなかあんな傷みやすそうな食べ物を常駐させておく気にもならない。バナナチップスでもいいんだろうか。あ、そうか、カリウムの含有量の多い食品を調べればいいのか。調べてみよう。
カリウムの多い食品と、食品のカリウムの含有量一覧表
、、、なんだ、バナナ大したことないじゃないか。結論としては、なんとなく健康によさそうなものにそれなりに入っている、という感じ。つまり、フツーの食生活を送ってればいいのか。ここでもやはり納豆が秀でている。夜食にもいいかもしれない。日持ちするしね。