無意識日記々

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ARCH ENEMY Burning Bridges (1999)

バーニング・ブリッジズ

バーニング・ブリッジズ

このバンドの「ホップ・ステップ・ジャンプ」の「ステップ」にあたる作品。1999年発表の3rdアルバム。前作の中途半端さを払拭し、レビューで「今回は殆どメロデス」と言われるまでにキャッチーなリフ&メロディ&ソロを主軸にした作風を徹底。ファン層を押し広げた。特に4曲目の「Silver Wing」はデスメタルにあるまじきメジャー・コードの展開で皆の度肝を抜いた。いやでもIn Flamesが2ndでメジャーコードのインストやってるんで、まぁそんなに新鮮ではなかったのですが。それにしても1〜4曲目の一気呵成な攻め込みはいつ聴いても惚れ惚れする。ここまで威風堂々王者な作品を作っておいて、次作これを超えてくるというのがこのバンドの真の恐ろしさなんだけどね。1stの最後を飾る名曲中の名曲、最後フェイドアウトで聴けなかったツインリード・ハーモニー・ソロを完全収録した「Fields Of Deslation'99」の存在は反則気味だと思うんだけど、まぁいいか。お陰で点数が跳ね上がってしまったけれど、歴史に残る名盤だから仕方が無いか。(88点)