無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

"思えば遠くへ来たもんだ"

土曜日朝からの連続ツイートには流石に茫然とした。今でもまだまだ引ききりなしにRTが続いている。いつも通りに記事にもなり注目度は鰻登り、フォロワー数はあっさり92万を超えた。

はてさて、どこから取り上げたものやら。この情報量の多さは生半可ではない。ひとことひとことの重み、含蓄と含意の豊かさ、それでも全く失われない優しい視線、どれをとっても宇多田光であり、失礼ながらその時取り上げられている話題が何なのかについては正直どうでもよくなってしまう。ただ平伏すのみ。ははーっ。

では面白くないので何か言おう。twitterが次のフェイズに入った。ちょうどRT数が公式からも見れるようになった事で、RT数自体が情報として拡散される事になった。何が変わったといえば何も変わらない(今までもカウントされてたしクライアントによっつは具体的に数値も見れた)のだが、何だかんだでWebから見てる人はいちばん多い。特にサイレントマジョリティは。その多大な影響力はスカウターの数値よろしく視覚化される事で周囲の行動に変化を及ぼす。

今回の一連のツイートはRTされる事を狙って書かれたものだ。更に今まで@u3musicと@hikki_stafFの2つしかフォローしていなかったところを、他のひとたちもフォローし始めた。@utadahikaruツイートのチェックが主な光にとって今更フレンズ・タイムラインに知己のツイートが載っても大勢に影響はない訳で、寧ろ坂本龍一教授に対してしたように公式RTやら、時にはメンションやらを繰り出すオプションを備えた、とみるのが正しいだろう。それはつまり、これからもツイートを続けますよそれも一定の責任感を負いながら、ていう意思表示だ。思い起こそう、当初はTwitterが期間限定の利用予定だったことを。それを考えると"思えば遠くへ来たもんだ"と呟きたくなってくる。しかし、ここまでインフラ化されてしまってはある日突然有利とか言われたら加入せざるを得ないだろうな〜嗚呼こんちくしょーw

とはいえ、やっぱりメッセで少し長めの文章も読んでみたいと思ったり。贅沢だなぁ。ツイートの140字制限は結局まるで作詞のような技術の駆使を要求し、光は見事に(いやまぁ日本語クラスタでは断トツにいちばん巧く)それを使いこなしているが、今回オプションを増やして示したように使えるチャンネルは使ってしまえばよい。ツイートと異なり、メッセの更新は皆にどういう影響を与えるか、2012年時点では未知数だ。AAは登場したがまだ現れないくまちゃんの出番になるかな? それもアタマに入れつつ見守る事にしよう。