無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

切ないねぇ

昨夜はTwitterが落ちてたらしい。五輪でサッカーで格上撃破となれば致し方ないか。四年に一度のイベントの為にサーバ増強ってのもなぁ。いや私が心配する事じゃないですが。

しかし、そのせいで@utadahikaruからのツイートが投稿出来なかったとしたら問題である。まぁ、試合経過教えてくれといいながらソッコーで寝入っていたかもしれないが、呟こうと思ったら落ちてたではやるせない。光も光だ。Twitterが落ちてたならMessage from Hikkiを使えばよいのに。あそこは無駄にサーバが強い…まんまかどうかは知らないが、少なくともアップロードは出来た筈。Best Effortなインターネットの世界では複数のアクセスチャンネルを持つ事が大切である。プロバイダーだって2つ以上のインフラと契約するのが理想だ。まぁ大半の人が家PCと携帯の二種類と契約してるけどね。

で、ヒカルの家にテレビがない話。住んでる家を(一時的にでも)引き払う時に家財道具を処分したんだと思うが、確かに、インターネットがあればテレビがなくてもさほど困らないだろう。というか、基本的に"放送"という形態自体不便である。少なくとも情報を得る手段としては適切ではない。観たいテレビ番組があるならテレビを買えばよいだろうけど、今のヒカルにはそれがなかったんだろうな。

にしても皆の驚きぶりは面白かった。私なんかはテレビがないときいても「ああそう」くらいにしか思わなかったが、なかには殆ど異国人、異星人扱いしているケースもあった。リプライを貰ったツイートからしてその感触が残る。テレビのない生活は異質、何か特別な理由があるに違いない、という訳だが、観たい番組がないなら別になくても不自然ではない、とはならないようだ。ふむ。

これは、あんまりいいことではないなぁ。観たい番組があるかないかに関わらず取り敢えずそこにあるのが当たり前、という感覚で居れば、たぶんそこで流れた情報はまず信じてしまうんじゃないかな。テレビというものは今も昔も娯楽の王様であって、報道や情報は苦手というかそもそも無理があるのだが、そういった"あるのが当たり前"という「神格化」されたポジションに就いてしまう、つまり「何よりテレビが偉い」みたいな風潮が出来てしまうのは…しまっているのは…あぁ、切ないねぇ。

で、まぁヒカルは別にテレビが嫌いになった訳でもないだろうから観たくなったら買うだろう。ただそれだけの話なのだ、ただそれだけの…