無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

「線2」があるならこう

あらまぁ昨夜からFacebookが落ちてるのね。関連サービスのInstagramやWhatsAppも巻き込まれてる模様。なかなかデッカイとこをいわしてしまいましたな。

殆どプラットフォームとかポータルとか言われるとこが機能不全になると社会が回らなくなる危険性がある訳だがインターネットなんて普及してまだ四半世紀だからね。ひと世代経ってないくらいなのでこういうことはままあるだろうな。

なんて言ってるけどこれもしヒカルがInstagram更新したタイミングで落ちてたら「見れないだろーがーっ!」って怒ってたんかな(笑)。速報性がなきゃいいか。そもそも、インスタの写真投稿のタイミングなんて有名人なら時間と場所を変えてからだろうし。

でも、時々思うよねー。こういうWebサービスがある日突然終了しちゃったら、とかってのは。ヒカルも昔はずっと自前のサーバを使ってたけど、今はTwitterInstagramのお世話になっている。実際、Twitter初期はまだ画像投稿が出来なくて、一旦Twitpicを画像保管庫に使ってたんだけど後にサービス終了してしまってね。それで途中からInstagramに画像を置くようになった。まさか当時はInstagramがここまでSNS化するとは予想してなかったわ。なおTwitpicはサービス修了してる割に画像ファイル自体にはアクセス出来たりする状況がずっと続いてたな。どういうことやねん。

なので、Twitter本体だっていつサービス終了するかわかったもんじゃなく。一方で、Twilogという偉大なサブアプリが機能し続けてくれているのは感謝しかない。@utadahikaru/@u3music/@hikki_staffが稼動し始めた時に皆で寄って集ってTwilog登録を急かした気がする。まぁちょっと遅れちゃって照實さんの最初期のツイートは遡れないんだっけか……ああいや、そうか、今は何の事故か鍵つきアカウントになっちゃっててTwilog自体使えないのか。やるせねーな!

例えばうちの無意識日記はgooをメインに使ってるが途中からhatenaをミラーリング代わりに導入している。どちらかのサイトが落ちてたとしてももう片方で直近の更新は読めるようになっている。hatenaには記事一括ダウンロード機能もあるし、いざとなったら引き上げる事も可能だ。備えあれば嬉しいなである。いや、"憂いなし"ですね。

ヒカルのTwitterInstagramは今や長大かつ貴重な発言集、アウトプットだ。前回触れた2009年の『点』と『線』はそれぞれ「10年間のインタビュー集」と「1000回を超えるMessage from Hikki」から成っていたが、もし次に「線2」を出すとしたらその大半がTwitterInstagramの投稿を取り上げることになるだろう。そういう書籍化があるかないかはわからないけれど、Webサービスの栄枯盛衰を考えた上でも、やはり書籍のような形態でアーカイブしておけるのも安心感が増してよいのかもしれない。とはいっても、果たしてこれからの時代、書籍とWebサービスとどちらが長持ちするかなんて結構分からないからね。現実として『点』と『線』はもう絶版扱いで、今は古本を漁れば手に入るかなというターンにある。いつかまた復刻することもあるかもしれないけれど、やはりこれは電子書籍版をリリースしていればもっと継続的に取り扱えたかなと思わずにはいられない。

この12年でこんなに新規ファンが増えていくってのは、事前に想像するのは難しかった。恐らく次の12年の挙動だって今からはとても予測出来ない。でもいずれにしても、今までの活動の数々については出来るだけアクセス可能であって欲しいと願わずにはいられない。人に歴史ありなのですよ。ヒカルももちろん、そうなのです。