無意識日記々

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Politically Incorrect

参議院議員選挙も終わって、今なら政治ネタを書いても差し支えないだろうなぁと思ったが特に書く事がない…では少々もったいないかな。そうでもないか。

ヒカルの場合余り政治色の強い発言をしない為ファンも安心しているしそれでいいと思うのだが例えばヒカルがフォローしてる人たちの中にはそういうのに特に熱心なタイプの方々がいらっしゃったりするので、ヒカルがタイムラインを開く度にそういう話題を目の当たりにしてる事を思うと多かれ少なかれ影響はあるんだろうなぁ、とは思う。

どうにもミュージシャンには、社会的な使命感や義務感、影響力からかたまに政治的な発言を積極的に行う人が居て、いや人間だからそれはそういうものなのだろうけれど、それが何か「意識の高い人」と思われてそうなのが私は嫌だ。政治とは突き詰めれば他人の金を合法的に奪い取って自分の使いたいように使う事、更には実力組織すら駆動出来てしまう事であって、そんなの褒められたものではないと思う。勿論恩恵を受ける人々からは絶賛の声が上がるのだけれど。つまり、基本的にエゴイスティックでないと政治の世界では生きられない。それを逆手にとって公共の福祉を実現しようと画策した最初の人は誰だっけな、知らないけど、あんたは頭いいよ。

何か大きな事をしたけりゃ政治に頼らず自分の資本、財力や人間関係を駆使すればいい。税金や権力をアテにする必要はない。国という縛りも緩むし地球規模で活動できる。

ただ一方で、高額納税者として言いたい事はやまほどあるだろう。寄付控除がもっと進めばいいのになぁ、、、


、、、という具合に私自身もこうやって政治的議論に飲み込まれてしまう。ヒカルのように影響力のある人間は周りからその点を攻められる訳で、日常で考える機会も多かろう。1人の大人として、1人の高額納税者として、政治に対して言いたい事は多々あるだろうが、人前に出て自分の名前と自分の顔で表現活動を行う人間が、大したバックボーンもなしに某かの発言をするのはデメリットが多すぎる。何が大切かを見極めながら…あぁ、何か堅苦しいな。好きにすりゃいいんだよ、と言いたいけどブレーキもかけたいんだよというジレンマ満載の心境。それがこの話題を出した時の宿命だわな。あーやだやだ。