無意識日記々

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最後のKissはタバコのFlavorOfLife

タバコの話題、面倒臭いなぁと思いながらここまで来ている。やれやれだぜ、まったく。

こちとらずっとロックミュージックを聴いて育ってきてる訳で、嗜好品やらドラッグやらの話題は常に、というか不可欠にあり続ける。そんな土壌で育まれた音楽を聴いて育ってきたから、そういうのはミュージシャンの"職業病"みたいなもんだと思ってる。その中でも比較的害の少ないタバコの話題なので、正直、「どうでもいい」というのが本音だ。私は彼女が人の2人や3人殺したくらいではファンをやめないと思っているので、感覚としてはオムライスの中にグリーンピースが37個入ってるか38個入ってるかでどちらが美味しいか議論しているのと同じようなもの、といえばわかってもらえるかな。

それでも尺をとってみる。というのも、私がどう思ってるかと関係なく、これは世間的に、というのみならずファンの間でもスキャンダルだからだ。

何しろ、他の話題でこれだけヒカルがファンを落胆させ幻滅させた事が殆どないからだ。恐らく、LIVEでの歌唱が酷かった時に匹敵する落胆ぶりである。しかしその時だって、怒りや落胆や心配といった感情はあっても、ここまでの露わな"嫌悪感"は生まれていなかった。離婚した時だって、こどもが居なかった事もあるが、嫌われるという事はなかった。タバコはファンを減らす可能性すらある、というのが問題なのだ。尤も、過去最もファンを減らしたのは結婚だったですがね…。


こうやって問題として取り上げる割に、実は解決策はハッキリしていて、まずは、週刊誌等がプライベートを撮影しない事。これで問題は解決する。如何にヒカルがタバコを吸ってようが、こちらが知らなければ何の問題もない。そのまま墓場までもっていけばいい。QED、である。

もうひとつは、こちらも単純明快、ヒカルがタバコをやめればいいのである。そうすればこんなに取り上げられる事はない。当たり前だのクラッカーだ。


この2つの解決策は明快であるが故に、結局、"果たしてそれが可能か?"という点に興味は絞られる。週刊誌に写真を撮らさない、というのはかなり難しいし、ヒカルだけの話ではないので、これはかなり現実味が薄い。ただ、ここさえなければタバコは問題にならなかった、という根本的な点だけは忘れず押さえておきたい。

ではもうひとつ、ヒカルがタバコをやめられるか、だ。私からすればそれは37個か38個かの違いでしかないので、38個じゃダメだ!と周りに言う人が居るならまずは1個返却しよう。それで黙ってくれるのならお安い御用である。ただそれだけの事だ。しかし、現実に、宇多田ヒカルという人が禁煙が可能かどうか、これは大変難しい。この時点で自己責任云々と言い始めても、"反対派"の矛先は収まらない。どうすれば、いいものか。続きはまた次回かどこかで。


それにしても、憂鬱な話題だなぁこれ…まぁ、たまにはいいかな。ずっとこれだと萎えるけど、楽しい話題とのコントラストだと思えば…平和な国だ、日本国は。それは、いいなぁ。