無意識日記々

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プラチナSHM&DVD&SHM-CD&CD

ハイレゾ配信話の次はFL15BoxSetの話になる。

…のだが、これはハイレゾ以上に語る事がない。Single Collection同様、テッドがリマスタリングしてくれている。どんなサウンドになっているか楽しみだ。以上。これで終わりである。

詳細を見ると、確かに色々と書いてある。アルバム本編はプラチナSHM、Luv LiveはDVD、カラオケはSHM-CD、B&レアトラックス集はCD、とそれぞれ異なる"円盤"が割り当てられている。尚、通常盤の方はアルバム本編がプラチナSHMではなくSHM-CDになっている。違う円盤なので、マニアは両方購入する事になる。どうせ買うからいいのですけど。

で、プラチナSHMとSHM-CDは何が違うのかというと、まぁ検索すればすぐ解説出て来るんだけど、プラチナSHMの方は気張ってプラチナなんてものを使ってしまったせいで、CDの規格を外れてしまって"CD/Compact Disc"を名乗れなくなったという位気合いの入った代物だ。あれだ、CCCDと同じである。いやまぁあれは全く方向性が逆で、再生出来なかったり音質に問題が出たりしたのだが、プラチナSHMは音質を上げようと躍起になった挙げ句なので、今度は反対側にはみ出しちゃった感じ。

SHM-CDはもう少し控えめなので"CD"を名乗れる。いずれにせよプラチナSHMもSHM-CDも、CDの読み取り精度を上げて音質を上げようという沢山の試みの一つであり、これはユニバーサル・ミュージックが採用している規格である。もしEMIのままだったら、SHM-CD以外の、例えばHQCDとかになってたかもしれない。まぁ現実はこうなっている。


何故私がこの話題に乗り気でないかというと、CDプレーヤーを回して音楽を聴く事がなくなったからだ。イヤフォンだろうがスピーカーだろうが、ipodに繋いで聴くのが日常になっている。非圧縮音源の高音質を楽しみたい時は、CDから音源を非圧縮で吸い出してそれを再生してじっくり鑑賞する。今時の光学ドライブの読み取り速度はとんでもなく速く、80分のアルバムでも5分とかからない。その都度吸い出しても大した手間じゃない。そこまでしたくない時は最初っからipodの圧縮音源を再生するんだし。

まぁ、そんなライフスタイルなので、CDプレーヤーに乗せて回した時に綺麗な音が出ますよという触れ込みのSHMに関しては、全くテンションが上がらないのである。理屈では、非圧縮音源を半導体メモリに置いてそこから読み込めばエラーはゼロのままデジタル信号を音に変えられるのだから、何故みんなそんな躍起になっているのかよくわからないのだ。何か私誤解してるんだろうか? 半導体メモリから読み込むより美しい音が出せるのなら、素晴らしいんだけどね〜。