無意識日記々

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2013年度々々末反省会。

年度末かー。まだ来週の月曜日は3月とはいえ、気分的にはそこから新年度スタートだよねぇ。

今年に入ってからというもの、向こうがリマスターだSHMだハイレゾだと言うものだから、こちらも柄にもなく音質に拘ってしまっていた。いかんいかん。私が絶対にならないと決めているものが(取り敢えず今思い付いたもので)3つあって、ゲーマーとコレクターとオーディオ・マニアなのだ。

その3つが嫌いな訳ではない。全く逆である。どれもやりたくて仕方がない。だから止めておくのだ。私がゲームを始めれば間違い無く廃人まっしぐら。週末には食糧を買い込んで一切外に出ないだろう。週末だけで済んでいるならばよいが…(苦笑)…という訳なので、キングダムハーツやってみたくて仕方がないのだが、ハナからプレイは切り捨てて、Youtubeでエンディングだけ見て済まして早12年なのである。次のキングダムハーツ3もきっとヒカルが歌うだろうから何とも歯痒いが、これもハナから切り捨てて誰かがクリアーするのを待つとしよう。

2つめのコレクターも、正直羨ましい。財力が無いというのが一番ではあるが、それと共に、これを追究するのは生半可な覚悟と手間と時間では済まないのがわかっているからだ。「コンプリート」という言葉には憧れがある。宇多田ヒカルだけで済めばいいのだが、多分私の事だから"タガが外れて"しまえば、アイアン・メイデンのブートレッグをコンプリートしにかかるだろう。一生が潰れる事決定である。てか、"宇多田ヒカルだけ"だって、一生涯じゃ絶対に済まない。兎に角怖いので私は手を出さない。@Mikihhi が居てくれて本当によかった。また彼の家を訪問したいものである。

そしてオーディオ・マニアだ。これも資金力が最大の問題なのだが、今回のFL15リマスタリング騒動(?)で痛感した。こいつはイイ音を追究し始めたら借金も自己破産も厭わないだろうと。真の廃人確定である。これではいけない。なのにMTV UnpluggedDSD版が存在するだと…やめてくれぇ…

という訳で、この年度末を以て私の中の"音質厨"っぷりはある程度封印する事にしよう。今後Hikaruの作品がハイレゾで販売されたら買うだろうが(買うのかよ)、それ位で留めておくことにする。


そうやって、私が羨んだり憧れたりする立場を離れていちばん拘りたいのは、何といっても「いい曲」である。Hikaruの事は、何よりもソングライター/コンポーザー/作曲家として尊敬しているし、大好きである。そして、Hikaruの作ったいい曲は、1000円で買えるAMラジオや投げ売りのMP3プレイヤーで聴いてもいい曲なのだ。ゲームに感動を増幅して貰う必要もない、グッズを翳す事も要らない、高音質なんてクソ食らえ、いやいや、音質どころか、MIDIでインストを聴くだけで感動出来るのがHikaruの音楽だ。昔携帯で着信音を手打ちした事がある人なんかだと知っていると思うが、彼女の描くメロディーは、歌を伴わなくてもそれはそれは美しい。無意識日記としては、まずそれを第一に讃えたい。そして、そこに作詞家Utada Hikaruの書く歌詞を載せて、歌手Utada Hikaruが歌う事で「いい歌」が完成する。まず何よりもそこにこだわろう。その自戒を以て新年度を迎えたいと思います。