無意識日記々

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それでは鬼に笑って頂きましょう

ボヘサマとウタユナのお陰で、宇多田の夏といえばツアーである。12年間で2回だけとはいえ、兎に角ツアーである。このままアルバムの制作が順調に進めば、来年の今頃はツアーファイナルかもしれない。一年なんてあっという間だから、もう今から心の準備をしていても遅くはない。というか、衣替え前に今一度夏物の整理をしておいた方がいい。

今やYoutube等のお陰で、若い人でも過去の音源に触れれる環境はある。問題は機会があるかどうかだが、ツアーともなれば話題にもなりリーチも広がるだろう。それはいいのだが、LIVEdvdとかになると、若い子は買うとしても嵐や秋元康だったりして、更にLIVE映像となるとなかなかYoutubeでも見つけ難いかな。そこらへん、ヒカルの名がついていたら取り敢えず買うような人間にはイマイチピンと来ていない。

一方で、長年ファンだがまだ一度も見た事がないという人も見に来る。何しろ昔は究極のプレミアムチケットで、倍率が篠沢教授を凌ぐ程だった―という喩えがわかった時点であんたアラフォー以上確定―のでハナから諦めていた人も少なくなかったのだ。来年の夏になってもそんな事を言う人間は居るだろう。イメージって怖いね。

しかし興行元が石橋を叩く派だったらいきなりホールツアーなんかやったりしていきなりプレミアムチケットという事もなくはない。ドームツアーはやらないにしてもアリーナクラスは大丈夫だろうと高を括っているが果たしてどうなるだろうね。

そんな感じで、恐らく来年ツアーがあればしっちゃかめっちゃかだ。極論すれば、誰1人宇多田のツアーに慣れている人が居ない状況である。8年のブランクなんだから。何もかもが1からの手探りだろう。

不確定要素が多すぎる。固定ファンが少ない一方、ヒット曲が出れば猫も杓子も大絶賛になるのだから動員は本当に読めない。イメージ戦略の糸口が掴めない。

だから実際のところ梶さんも沖田さんも来年の事なんか考えちゃあいないだろうな。せいぜい既に決まったタイアップがあるならまずはそこに全力で、という具合で。ただ、昨今のコンサート事情をみるに相当前から会場は押さえとかなきゃいけないと思うので、いうほど時間もない気がする。WILD LIFEは奇跡的に横浜アリーナが空いていたから嵌めたという感じだったし。実際、ドームツアーなんて球場相手なんだから年間計画でないといけないよねぇ。

どこまでプロジェクトが巨大か、だ。宇多田ブランドの大きさを考えればかなりの規模まで許される。一方で、実態としての送り手と受け手のやりとりはどれくらいのスケールなのかはやってみないとわからない。30代の既婚子持ち女性歌手ともなれば随分と落ち着いた活動も求められる(そう予想される)だろうから、そのバランスも難しい。

そんな中で我々に出来る事といえば夏の暑さ対策だろうか。秋冬になったらそんな事は忘れてしまうので、暑さに苦しんだ残像がある今のうちに来年の夏どう過ごせば健康を維持できるかの計画をいまのうちに想定しておこう。

…私? 毎年この時期になると夏休みの宿題であたふたしていた計画性皆無な人間が来年の事なんて考えてる筈なかろう。明日の予定ですら手一杯だよ。そうやっていつの間にかいろんな日を迎えていくんだ…。